2018.5.2(水)
インスタグラマー必見!スマホでも上手に写真を撮る方法!!
最近は、SNSでも写真をアップすることが多くなりました。
また、インスタグラムでは一般の方が沢山の写真を投稿するようになりました。
量が増えると、見る人の目が肥えてきます。
今回はスマートフォンでも上手に写真を撮る方法と、僕が写真を撮るときに普段気を付けている事や、過去に写真で失敗した事などを書かせてもらいます。
写真の基本
まず写真の基礎や基本についてお話します。
スマートフォンで撮影しても、カメラで撮影する事には変わりありません。
普通のカメラとスマートフォンのカメラを比べたりしています。
シャッター速度
普通のカメラはフルオートもありますが、絞り優先とかシャッター速度優先のオート機能もありますが、マニュアルで設定も可能ですが、スマートフォンのカメラはフルオートで設定できません。
スマートフォンでは、明るい部分ではシャッター速度が速くなり、暗い部分では遅くなるので、ブレの対策をしなくてはいけないと覚えて下さい。
ピント
被写体にピントを合わせる事が必要ですが、こちらもスマートフォンはオートフォーカスなので、ピントを操作できませんが、画面タッチするとその部分にピントを合わせる事は出来ます。
絞り
絞りを絞ると、ピントの合う範囲が広くなり、開くと一部しかピントが合わずそれ以外はボケてします。
ピントは合わせた地点より手前側1/3までピントが合い、奥の方向に2/3でピントが合うレンズの特性があります。
これを被写界深度と呼びます。
また絞りを絞った方が、被写界深度は深くなり、ピントの合う範囲が広くなりますが、逆にピントの範囲を狭くして背景がボケを生かす撮影もあります、例えば女性ポートレートなど撮影する時は背景がボケると、女性が引き立ちプロっぽい写真になります。
残念ながらスマートフォンには絞りを変える機能は付いていませんが、カメラの特性の一部として覚えて下さい。
レンズ
広く映すか、狭く大きく写すかでレンズを変えたり、最近はズームレンズと言って広角から準望遠レンズまで内蔵しているようなレンズもあります。
スマートフォンではこのようなレンズが内蔵していると思ってください。
他にも高性能カメラには感度ISOを変えたり、色温度を変える機能もあります、スマートフォンではこれらも変える事が出来ませんので省略します。
こんな事に気を付けると失敗写真が減ります。
(メカニカルな失敗)
カメラの特性のメカニック的な事をやらないために起きる失敗を上げてみました。
ブレ写真
この場合は遅いシャッター速度で手振れなどから写真がブレてしまったような写真を言います。
スマホのようにオートの場合はシャッター速度が遅いって事は、暗いって事です。
暗い場合はブレに気を付け、脇を占めて構えるか、三脚や壁や柱などで半固定状態で撮影すると良いでしょう。
しかし、撮影する被写体が動いている場合は仕方ないですね。
ピンボケ写真
一眼レフなどの写真の場合は、ピント合わせが正確でなく、モヤモヤした写真になったりします。
スマホ写真の場合も、撮りたい部分にピントが合っていないって致命的ですよね。
露出があっていない写真
これもスマホの場合はオートで撮影するので、変える事が出来ませんが覚えて置いて欲しいのが、カメラは画面の中心の部分の露出を平均させて露出を決めます。(もちろんカメラ内部ですが)
普通は問題ないのですが、景色を取る場合は、明るい空は露出オーバーになります。
ですから、奇麗な夕焼けなど何故か上手に撮れない場合が多いのです。
このような場合は、撮影したい夕焼けの空の部分を2/3程度に広く撮る事により、空に露出があって綺麗な夕焼けを撮る事が出来ます。
また、逆光で人物を撮影すると、顔が暗くなります(表情ではなく、露出不足で暗くなります。)
この場合は内臓のライトで照らしてあげるか、露出補正(+補正)をしてあげましょう。
テクニカルな失敗
気を付ければ防げるような失敗や、さらに良い写真にするためのテクニックを紹介します。
画面の四隅にも気を遣う。
結構ベテランでも起こりやすい失敗です。
主題に気が行き過ぎて、端を見ていないと変なものが映り込んでしまいます。
例題の写真ですが、桜を撮影していますが、左下の方に枝が中途半端に入り込んで、邪魔な印象を与えてしまいます。
水平線は水平に、垂直の線は垂直に見えるように努力する。
水平なものは水面があります。
海をバックに撮影したら水平線が傾いていた、とか木とか柱が傾いて見える写真は安定感が無くります。
このような事も、きちんと押さえてる事も大事です。
実は普通に見える写真を撮るのは結構大変なんですね。
日の丸構図を脱するには、1/3構図を覚える。
写真初心者は主題を中心に撮影することが多いです。
これは日の丸写真と言って、なんかシックリきません。
ベテランが意図的に日の丸構図にするのと少し違うんです。
では、どうすれば?
一般的には1/3構図が安定感があると言われています。
※構図には他にもまだありますが、ここでは簡単なやり方を紹介します。
このように画面を縦横に1/3に割ると、交点が4か所出来ます。
この交点に主題を配置すると画面が安定します。
上で紹介した鳥の写真も、鳥が飛びったらどっちの方に行くか想像すると、そちら側に空間を開けてると、何も写っていない空間にも意味が出てきます。
ナステビュウ湯の山の新しいパンフレットに使う予定の写真も、私が撮影した写真ですが、実は1/3構図法で撮影しています。
もう少し空の面積を少なくした方が写真的には安定しますが、空の部分に文字を入れる予定なので、それも加味して撮影しています。
また海の水平線とか、空との境界も中心に持って来るより1/3の画面の方が安定します。
どちらの面積を多くするかは、その時の判断で決めて下さい。
人物の串刺し厳禁
人物を撮影する時に、体の中心に電柱や木、或いは縦の線を入れると、まるで人間が串刺しになっているように見えます。
写真を撮ってあげた相手にも失礼ですので、気を付けましょう。
首切りに注意
首の部分に水平の境界を持って来ると、首切り写真になります。
これは例えば水平線とか、ガードレールのラインとかも同じです。
串刺し写真より目立ちませんが、気を付けましょう。
写真は引き算だと言う事を覚えましょう。
あれもこれも写したいと思い、欲張ったらその時点でその写真は何となくきれいだとか、普通じゃんと言う写真になってしまいます。
主題を目立たせるような背景の演出が丁度良いのです。
魅力が沢山あったら、それらを何枚にも分けて取れば良いのです。
写真で欲張りは大敵なのです。
関節で切らない
手とか足の関節がありますが、関節で切ると不自然な写真になりやすいです。
そして特に手は顔と同じだから、中途半端で切らないように注意しましょう。
左の少女の写真に対して、右上の写真は肘で切った場合と右下の写真は手を途中で切った場合です。
少しの違いで、この位違ってきます。
集合写真はバランス良く
更に集合写真ですが、主題の皆さんが沢山います。
その場合はなるべく均等に配置して、誰かだけ目立つとか、画面の一部分に人が多くてバランスが悪いなんて事の無いように気を付けましょう。
付録
スマートフォンは色温度を変える事が出来ませんが、何で朝夕の光はオレンジっぽく写るのでしょうか?
これは光の波長が違うからです。
例えば蛍光灯や、電球でも光の波長が違います。
普段私たちの写真は太陽の光で撮影します。
ですから太陽光の勉強です。
太陽光の種類
日中の光
昼間の太陽の光です。
この時の太陽の光は強い光がたくさん届いています。
カメラ用語で色温度という表現がありますが、この時の色温度は5,500K位だと覚えてください。
感覚的には白い光で、スマホのカメラはこの色温度で設定されています。
例えば昼間人を撮ると、普通に肌色に写ります。
朝晩の光
朝晩の光はオレンジっぽく物が見えます。
つまり光の色温度が低いので、白いものもオレンジ色に見えるのです。
この時の色温度は3,500K位です。
この時の人の肌色はオレンジ被りを起して、やや赤みが強く見えます。
高級カメラではホワイトバランスが調整できるので、この被りを色温度設定で戻す事が出来ますが、スマホのカメラではそこまでは出来ません。
低い色温度が悪い訳ではなく、日の出や夕暮れに綺麗な写真が撮れます。
ただ光の性質で、そうなると言う事を覚えておいてください。
まとめ
これらを全部クリアする必要はありません。
ただ普通に見える当たり前の写真は、実は膨大の失敗からなっているのだと思うのです。
失敗は次の成功に繋がりますので、あなたもドンドン写真を撮影して、上手になって下さい。
そして素晴らしい家族の写真を、インスタグラムでイイネを託宣もらえる写真を撮影してください。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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