チラシや販促などのCMの反応率って意識していますか？

こんちは、今朝も僕のブログに来てくれてありがとうございます。
今日はチラシやDM（ダイレクトメール）の反応率についてお話します。
当館はほっこりと湯の山ニュースを毎月発行しています。
そして、ほぼ毎月の様に新聞折り込みにも入れていました。

ところが最近入らない月があるでしょ？
なぜだと思いますか？

当館は一年間以上約7,000世帯に湯の山ニュースを新聞折り込みとして入れてきました。

それは、当館の事を良く知っていただき、利用してもらいたいから。
若い職員は本当に頑張っているんですよ。
公共の日帰り温泉が沢山ある中、十日町でたった一か所の完全民間の日帰り温泉に来てもらいたいから。

良く知ってもらいたい、そして仲良くなりたい、そんな目的で短期の成果でなく長期間を考えていました。

反応率ってご存知ですか？
例えば毎朝沢山の新聞チラシが入っています。
それらの平均反応率っていったい何パーセント？
実は平均0.5パーセント前後だと言われています。

十日町近辺に全部新聞折り込みすると約20,000部です。
貴方のお店が、新規開店したので新聞折り込みした場合は20,000×0.005＝100人
が新聞チラシを見て来店してくれる予測のお客様です。
コストを考えると1部折り込み費用は3.2円だったと思います。
20,000×3.2円＝64,000円の費用が掛かります。
つまり、新聞折り込みした場合は折込費用だけで1人当たり640円の費用が掛かります。
チラシの制作費用を考えると約3倍の費用が一般的でしょう。
だから、新規にチラシをお願いして、十日町全体に新聞折込みすると100人の新規の来店者があり、その費用は1人当たり1,800円～2,000円位が目安なんです～って事なんだと思います。

当館は入館料￥600ですから、どの位の費用が妥当か？
私は当館の場合は￥100程度の販促費用が妥当だと考えています。

となると当館は自社で湯の山ニュースは作っているので、費用対効果は7～10倍の反応率が必要ということになります。
実際に調べてみると、それに近い反応率がある月もありますが、殆どその半分程度でした。
ですから、地区によっては年間3回程度とさせて頂きました。

他にも送った場合の反応率
館内に置いた場合の反応率
指定箇所に置いた場合の反応率
などを個別に調べています。
（これは玲子ちゃんの発案で調べるようになりました。）

反応率の根拠として、湯の山ニュースについているおまけのクーポンの回収率で調べていますから、本当の正確の数字ではないにしても、近似値は分ると思っています。

このように、会社ですから、お金を掛けて販促した場合は効果がどの位か具体的な数字で判断することが大切だと思うのです。

ただ、効果が無いから販促しないって言うのではなく、より効果の高い販促にシフトする、或いはどうすれば効果が上がるか？という考え方が大切なのではないかな～

そういった考え方が当社には不足していた部分だとおもっています。
皆さんも、チラシを考えている時に参考になれば幸いと思い事例で紹介しました。

コメントは受け付けていません。