2017.3.3(金)
タツゥー・入れ墨問題の温浴各施設の取り組みは?
入れ墨と言っても、医療で乳首の再生の際に行う入れ墨や、台湾の女性が好んでやる、美容目的の刺青は除外しますので、よろしくお願いします。
星野リゾートが入れ墨を解禁したというニュースが一時流れましたが、実際は完全解禁したわけではなさそうです。
元々この入れ墨問題は、北海道恵庭市内の温泉施設が、顔に入れ墨のあるニュージーランドの先住民マオリの女性の入浴を断っていたことがニュースで広がり、騒動になったことが発端です。
女性はマオリ語講師(60)で、マオリの伝統文化の入れ墨を唇とあごに入れている。北海道平取町で開かれていた先住民族の言語を学ぶ会合に招かれたらしいです。
受付の女性がスタッフが断ったという話を聞いていますが、業界関係者は、入れ墨は暴力団関係者の排除が目的なので、この場合は、、少し気を利かせれば済んだ問題じゃないかと言う方もいました。
その後、脳科学者の茂木健一郎さんは「海外ではタトゥーの人が普通にいるのに、日本の入浴お断りはおかしいし差別だ」。などとTwitterでツイートしました。
この問題がさらに過熱した事は、ご存知だと思います。
我々温浴施設やプールでも同じだと思いますが、入れ墨やタツゥーに恨みはありません。
お客様が嫌がるので、仕方なく規制しているのが現状です。
当館も、実際お願いしても入ってしまう方もおいでです。
それは、玄関に書いてある文字が見えないとか、色々の理由はあるでしょうか、殆どの施設が「入れ墨・タツゥー」お断りとしているはずです。
逆に開放していますと言う施設は殆どないと思います。
施設によっては、ハガキ大ならOKとか、シールを用意して、シールで隠れる範囲はOKとしている施設もあります。
私の経験ですが、富士山登山からの帰り、箱根のある旅館のお風呂にお邪魔したところ、私以外の5~6人は全員入れ墨が入っていて、怖かった。
そして二度とこの施設には行きたくないと感じました。
そして、当館でも検温中に見つけるケースもあります。
その際はご理解をお願いするのですが、殆ど素直に従ってくれるのですが、中には食って掛かる方もおいでです。
10人に1人の割合だと思うのですが、その一人の為に益々入れ墨タツゥー解放の時期は遠のく感じがしています。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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