未来は温泉フローラが主流になるかもしれません。

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僕が作った植物性乳酸菌の培養液 作り方は後日教えます。

今回は、このブログが多くの温浴関係者も読んでいただけると信じて書きます。

別に大したことじゃないですが、アクトパスの望月さんと、お仕事の話をしていたら脱線して盛り上がった話題がありましたので。本日はそのネタを書きます。

以前から、僕は善玉菌おオタクのように、カスピ海ヨーグルトがどうのこうの、納豆菌がどうのこうの。

麹菌は面白いよねとか言ってきました。
しかし、最近はまっているのが乳酸菌なんです。

ご存じないと思いますが、乳酸菌には色々な種類があって、大きく分けると動物性の乳酸菌と植物性の乳酸菌があります。

現在、僕は植物性の乳酸菌にはまっています。
漬物とかは植物性乳酸菌の仕業です。

この乳酸菌、肌にもいいんですって話をしたら、乳酸菌風呂とか出来ませんかね、とか望月さんが言い出しました。

話は次第にエスカレートして、現在のお風呂って、塩素ですべての細菌を消毒する考え方です。

しかし、塩素の弊害も多く、温泉成分と反応して有害物質を生成したりします。

元々人間は多くのバクテリアと共存して生きています。
現在話題の腸内フローラも腸内のバクテリアを善玉菌化しようという試みです。
そして、体の表面も沢山のバクテリアがいます。
要するにそのバランスが問題で、悪玉菌と呼ばれる腐敗菌や大腸菌が勢力を増すと不健康になるって話です。

では現在のお風呂はどうでしょうか?
現在の決まりでは、大腸菌やレジオネラ菌は検出されない事か、僅かの量、ほんの微量だったらOKですが、少しでも多くなればBatと言う基準です。

また、乳酸菌は美肌にも良いとされ、肌を活性化させ、紫外線などのダメージから早く回復させる力もあるそうです。
飲んでよし、肌に塗っても良の乳酸菌ですが、殆どの善玉菌がこのような働きをしてくれると考えていいと思われます。

また、植物性の乳酸菌は温泉にも相性が良いらしいのです。

乳酸菌の勉強

乳酸菌には動物性と植物性があるって話をしましたが、もう少し詳しく勉強すると。

動物性乳酸菌

たくさんの種類があり、ヨーグルトによっても菌ごとに種類が豊富です。ピロリ菌の除去や抗アレルギー効果、有害物質の抑制や整腸作用がありメタボ解消効果などが有名ですね。

ブルガリア菌
LG21乳酸菌
ビヒタスBB536
ガセリ菌SP株などがあります。

植物性乳酸菌

本古来の食べ物“ぬか漬け”や”味噌”などに多く含まれているのが特徴です。

ラブレ菌
L・プランタラム
T・ハロフイルス
P・ペントサセウス

特に京都の漬物から見つかったラブレ菌は腸内まで生きて到達する率が非常に高い菌だそうです。

このように、植物性の乳酸菌は漬物に利用されるので、塩に強い。
更に胃酸のなかでも生き抜き、腸の奥まで生きたまま届くことができる能力を持っています。
しかも、酸やアルカリにも強く、動物性乳酸菌よりも、より過酷な環境でも生息できるものがほとんどなんだそうです。

醗酵しやすい温度は40度前後で、60度を超えると死滅していくと言われています。

待ってください、塩分にもアルカリにも強く、40度前後が発行適温?
それってお風呂の中でも生育可能って事でしょ。

乳酸菌が支配的になると、悪玉菌のレジオネラ菌とか大腸菌が勢力が弱まり、そこには存在するけど、悪さをしないレベルで気温トロールされている、お風呂。
勿論善玉菌であれば、植物性の乳酸菌でなくてもいい訳です。

すると、塩素の呪縛から離れられるわけです。
近い将来、こんな考え方でお風呂の水質コントロールが出来ればいいねって話をしました。

当分夢物語なんですが、考え方は面白いと思いませんか?

タグ:
善玉菌のお風呂
温泉フローラ

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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