2016.4.27(水)
地震などの災害では、情報が一番大事です。
松之山は最近、中越震災、中越沖震災、東日本大震災の翌日に起きた長野県北部地震と3回経験しました。
その中で、一番困るのが情報です。
停電になると、テレビも見られません。
しかし車にはラジオが付いています。
だから、最低の情報は知ることができます。
その際はFM放送が聞き易いですね。
地域の情報はローカルFM局が便利でした。
一番気に成る事は、いったい自分たちの住んでいる地域が、どのくらい被災しているのか?
被災者自身が全く分からないのです。
被災直後はテレビも見れないですし。
灯台下暗しですよね。
大地震になると、電源が確保されてもテレビが映らない場合も有ることが分かりました。
と言うのは、テレビは地域の中継局から電波を出しています。
その中継局に電力が、供給されなければテレビは映りません。
高い場所で、高性能アンテナで遠い中継局の電波を受信するならかのでしょうが!
それと同じ理由で、携帯電話やスマホも使えなくなる確率が高くなります。
中継局が停電でダウンしているのです。
かろうじて、生き残っていてもまず、電話はすぐに使えなくなります。
それから、メールが使えなくなりました。
当時はスマホなんて持っていませんでしたので、ネット環境はどうなんでしょうね。
例えば、現在だったらネットが生きていれば、ノートパソコンの電源位は何とかなります。
そして、電話中継所が機能していれば、スマホとデザリングしてネットにアクセスすることができます。
そうなるとSNSがフルで使えるんですね。
スマホでも、ほとんどできますが、使い勝手が違います。
最近の災害被災地では、情報格差問題になるな~と思いました。
最近は電話なんてしなくても、SNSで何とかなるんですよね。
災害で一番違和感を感じていたのは、災害の真ん中にいても、今自分たちがどうなっているのか、近くは通れるのか?
行きたいところの、道路は通れるのか?
全く分からないのです。
自分の住んでいる場所で、起きていることを一番よくわかる方は、がいぶにいる方で、張本人は実は良く分かっていないっておかしな事態も頻繁に起きるのです。
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今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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