2015.2.11(水)
安売りするな価値を売れ!
どっかで聞いたことあるキャッチフレーズですよね。
「安売りするな価値を売れ!」ってキャッチフレーズはエクスペリエンス・マーケティング(通称:エクスマ)の提唱者 藤村正宏さんの言葉です。
そんな彼がブログで安売りの問題点を書いています。
「安売りは「正義」ではない、ということをもう一度確認してみよう。」という記事を書いています。
この記事、Facebookの良いねの数が半端じゃないです。何と、僕も押しましたが1,873人が押しているのです!
凄い! この考え方が支持されているって事ですよね。
彼は安売りのデメリットを次のように言っています↓
1:人件費を削減しようとする
2:利己的な価値観の蔓延
3:消費者も損害を受ける
4:海外の依存率が高くなる
5:地球環境によくない
某ハンバーガー店は異物混入問題で売り上げが40%も減少したそうです。安い、美味しい、手軽で基本的に安売り競争をしていた企業ですが、やはり原料は海外依存です。牛丼業界も今と同じ、安さを売りの商売をしていると先は長くないと思うのです。
以前、倒産店舗を入抜きで、低コスト大量販売で急成長したステーキ店「けん」が業績急降下という記事を書きました。やはり安売りビジネスはそれだけではいつか壁に当たる例だと思います。
当館も以前新聞折り込みで、チラシ持ってきたら入館料半額にしますってチラシを打ちました。
その時の回収率は6~4%でした。新聞広告の反応率が0.3~0.5%位と言われている中では、反応率20倍ですよ。
確かに、その期間お客様は沢山来ていただきました。しかし、
- クレームが増える。
- 館内が汚れる。
- 館内のものが無くなる(トイレットペッパーなど)
- 客単価が減った。
と結果的に惨敗でした。
このような販促を定期的に行っていると、お客様は安くないと来ないって現象になります。
すると、同じお客さんを集めるのに、更に過激な安売り販促をするわけですよ。
最後は麻薬患者と一緒で、安売り販促中毒で閉店した店舗も沢山あるそうです。
本当に身につまされます。
短期的に消費者は得したような気がしますが、長期的には被害をこうむる形が多いようです。
働いていた人は、疲弊した挙句、職を失い、経営者は破産し、誰も幸せにならない訳です。
当館も当館しかない価値を売って行きたいと思っています。
頑張ろうっと。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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