2015.2.3(火)
お客さん、これは湯花で〇〇〇ではないですよ。
半年に1回くらい来るクレームがあります。
それは「湯船に〇〇こみたいのが沈んでる。」って言うクレームです。
すぐに網ですくって、匂いを確認してもらいます。
そして、指でこねて見せます。
ほらね、温泉の匂いしかしないでしょ、こねても解けないでしょ。
だから、これは湯花なんですよ。
お客様はまだ半信半疑ですが、松之山温泉の湯花はこんな色をしているんです、他の常連のお客様は慣れているので、全然騒いでいないでしょ!
と追い打ちをかけ、本人に納得してもらいます、って言うか納得した気になってもらいます(笑)
皆さん、人間の固形排出汚物、簡単に言うと「〇ん〇」は沈む事は少ないと思いますよね。
多分浮かぶんですよ。
だって「う〇〇」が浮いていたって言うじゃないですか。
そろそろ、本題ですが、そもそも湯花は良質泉の宿命です。
源泉が濃ければ濃いほど出来やすいのです。
私も松之山温泉の湯花は相当見てきました。
まず、パイプに出来る固形物は、石ですね。
内側に成長する石って感じです。
次の段階は大粒の黒い砂みたいな感じです。
これがパイプの細い部分を詰らせます。
そして最後の段階が、茶色の昆布みたいな感じですネ。
これがお客様に勘違いさせる大きな原因です。
そう言えば、似たような湯花を糸魚川のフォッサマグナ糸魚川温泉 ひすいの湯でも見ました。
泉質名が同じだと、湯花も同じかな?なんて感じました。
お客様、沈んでいる固形物は「ウ〇〇」の可能性は低いと存じます。
逆に良い温泉ほど、大きな湯花が出来やすいのです。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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