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お天気を自分でも把握する

冬の寒気と大雪を“素人なり”に読み解いてみる

私は気象予報士でもなければ、特別に気象を学んだわけでもありません。

どこにでもいる普通のおじさん――いや、来年70歳なので、もう立派なおじいさんでしょうか。

それでも、昔からいろいろなことに興味を持つ性格で、特に冬になると「今年はどのくらい雪が降るのか?」が気になって仕方ないんです。

テレビやマスコミのニュースを見ていると、気象庁の発表をそのまま、あるいはちょっと大げさに伝えていることも多く、「本当にそうなの?」と思う場面もあります。

そんな疑問があって、昨年から上空の寒気と大雪の関係を自分なりに観察するようになりました。


今日の気圧配置と寒気

yahoo!天気より

天気図を見ると、西高東低の冬型で、等圧線もギュッと詰まっているので風は強め。

ウエザーニュースより

そして、500hPa(上空約5,500m)の気温を見ると、ちょうど −24℃のゾーン に入っています。

500hPaの気温は誰でもネットで確認できますが、−24℃は「そこまで強くない寒気」。

予報を見ても、この先はむしろ緩んでいくように見えます。

では、「大雪になりやすい寒気」とはどんなレベルなのか?

自分なりに調べた目安をまとめると――


❄️ 500hPa 気温と大雪の目安(私のまとめ)

  • −30℃以下:雪になりやすい寒気

  • −36℃以下:日本海側で大雪・豪雪の可能性が高い寒気

  • −35℃前後:富山気象台の資料でも「大雪になりやすい」とされるレベル

  • −42℃以下:滅多に来ない“超ド級”の寒気、ひと冬に1回あるかないかの大将軍クラス

こうして見ると、今日の −24℃はそれほど強烈な寒気ではないことがわかります。


寒気が強ければ雪が降る…とは限らない?

ただ、現実はもう少し複雑です。

例えば昨年の松之山周辺では、

  • 寒気が強いときは風が強すぎて意外と雪が少ない

  • 寒気が緩みかけたタイミングでドカっと降る

という傾向がありました。

体感としては「大雪警報 → 注意報に切り替わる頃にドカ雪」がよくあるパターンです。


ちょっと知識があると、冬の不安が和らぐ

上空の寒気や気圧配置をちょっと見られるようになるだけで、「この雪いつまで続くんだろう…」という不安が、ほんの少し軽くなる気がします。

もちろん素人判断なので外れることも多いですが、観察するだけでも冬の景色の見方が変わってきますね。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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