妄想写真解析第二弾(笑)

以前、十日町の除雪ポスターに見とれたことがありました。そのとき勝手に「こんな機材で、こんなテクニックで撮影しているのではないか?」と妄想して書いた記事を公開しました。
その後も撮影者本人に確認していませんし、クレームもいただいていないので、「許してもらえているのかな?」と勝手に思っています。もっとも、僕のブログはそれほど注目を集めていないので、そもそも気づかれていない可能性もありますが(笑)。

今回は第二弾です。FMとうかまちが発行している『ORADOKOマガジン』の裏表紙の写真があまりに素晴らしかったので、また妄想してみました。「もし僕が撮影したらこんな感じだろうか?」と。

写真は女性がボルダリングをしているポートレート。これが本当に素晴らしいんです!
基本的なテクニックがしっかりしているので、安心して写真を楽しめますよね。撮影者は確かな腕の持ち主だと思います。僕はこのカメラマンにお会いしたことはないのですが、おそらく若い方ではないでしょうか。

その理由は、この撮影がかなりチャレンジングだからです。ベテランカメラマンなら、もう少し「安全策を取った」落ち着いた写真を撮るのではないかと思うんですよね。

ちなみに、モデルさんは一般の方のようなので、プライバシーに配慮して個人情報や顔が分かる部分にはぼかしを入れました。

では、撮影状況を妄想してみます。
おそらく室内のライトを消し、暗闇の中でストロボ2灯を使って撮影しているのではないでしょうか。

1つ目のストロボ(①の部分)は、モノブロックストロボと呼ばれる専用のやや大型のストロボだと思います。方角はやや斜め下から上方に向けて照らしているように見えます。もし正面から照らしていれば、瞳にキャッチライト(光源の映り込み)が現れるはずですが、この写真にはありませんでした。したがって、光の角度を調整していると考えられます。
また、モノブロックストロボを使っている理由として、暗い環境で弱い光を出すことで、光が当たる場所を確認しながら構図やピントを調整できる点が挙げられます。

2つ目のストロボ(②の部分)は、通常のストロボでも十分でしょう。このストロボのおかげで、女性の輪郭がしっかり際立っています。
僕もこうしたライティングが大好きで、昼間に完全な逆光で正面からストロボを照射する撮影テクニックをよく使います。そうするとモデルさんの輪郭が綺麗に浮かび上がり、髪も光を受けて透明感が生まれるんですよね。

使用しているレンズは、85mmの中望遠レンズ。撮影時の絞りはおそらくF5.6前後かな、と推測します。

こうした意欲的な撮影をしつつ、テクニックもしっかりしている方の作品には感動しますね。
皆さんも、自分や家族の自然な姿を写真に残したいときは、ぜひ十日町のカネコ写真館にお願いしましょう!

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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