2018.9.15(土)
今月もお風呂の検査結果が来ました。
良く公衆浴場でレジオネラ菌中毒で大量の中毒者を出したり、最悪の場合は死亡してしまうことまで起きてしまう恐ろしい中毒症状です。
以前から怖いな~と思っていましたが、施設の運営者としては絶対その様な患者さんを出したくないという思いが強いです。
無知や勉強不足から自分の施設で中毒患者が出て、入院したりしたらそ、生涯後悔してしまいまうと思うのです。
でも、現実は大変なことになっていて、最近新潟県が抜き打ちで複数の施設の検査を行ったところ、少ないけど菌が発見された率が5割くらいあったと報告されています。
その後、さらに指導が厳しくなってきましたが、レジオネラ菌の対策は勿論必須ですが、ではレジオネラ菌の検査は間隔はどうなっているでしょうか?
厚生省では
(検査項目) レジオネラ属菌,大腸菌群
(検査の基準) レジオネラ属菌 不検出(10CFU/100mL 未満)
大腸菌群 不検出(ただし,浴槽水の場合,1個/mL 以下)
(検査回数) 水道水以外の原湯,原水,上り用湯,上り用
〇水・・・・・・・・・・・ 年1回以上
〇浴槽水(毎日換水の場合) 年1回以上
〇浴槽水(連日使用で,塩素消毒の場合)年2回以上
浴槽水(連日使用で,塩素消毒以外による消毒の場合) 年4回以上
(検査結果の掲示等) 水質検査結果は,検査の日から3年間保管すること。
結果の写しを入浴者が見やすい場所に掲示すること。
などが決められています。
当館を当てはめると浴槽水は内風呂と露天風呂は毎日入替していますから、年1回の自主検査が必要になります。
所が当館は非常に厳しい管理規定を設けています。
営業再開は不安定になりやすいですから3カ月まで毎月検査
さらのその後は2カ月おきに検査する事にしています。
つまり7月/8月/9月/11月/1月~となる訳です。
勿論以前にもブログに書きましたが、当館は浴槽水は毎日全量入替して、殺菌は日常管理.週管理.月管理.長期管理と色々なステージを実施しています。
そして8月末の検査結果が来ましたので張り出しています。
勿論、結果はすべて陰性でした。
分かっている事ですが、結果を確認するとホッとしますね。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
このブログはBlogランキングに参加しています。
バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです!