2017.10.30(月)
温泉の醍醐味、混浴露天風呂は絶滅危惧種です。
皆さん、温泉の醍醐味は露天風呂ですよね。
外気が気持ちよく、特に雪見露天風呂なんて風情があっていいですね。
僕は、体験した露天風呂で素晴らしいと思ったのは乳頭温泉の鶴の湯の露天風呂でした。
ここは混浴で素晴らしい温泉でした。
乳頭温泉郷は、他に黒湯と蟹湯とか魅力的な温泉も沢山あります。
新規で露天混浴風呂を作りたい。
では、この露天混浴風呂が新しく作れないのか?
答えはノーです。
お風呂としては許可になりません。
例えば改修する場合も許可にならないはずです。
風紀上の理由から、混浴の公衆浴場は過去に許可されたお風呂だけが既得権益で認められるだけで、新規や改修では認められないので、現在混浴として営業しているお風呂も徐々に数が減り、絶滅危惧種的なお風呂になっているのです。
例外もあります。
ただ、奥会津の大塩温泉のように、季節限定で湧き出す天然炭酸泉のように、近所の民宿のタツミ荘さんが、掃除や管理をされていますが、原則的に無料で自由に入れる温泉のたまり場的なお風呂もあります。
さらに、秋山郷の切明の河原に湧き出る温泉もあります。
ここは、河原に砂利や石を掘って、湯船を自分で掘ってはいる野天風呂ではありますが、例外的にお風呂として存在するのは?
家族風呂や貸切風呂では男女別々に入る制限はなくなります。
この時点で公衆浴場ではないですが。
子供は何歳まで、異性のお風呂に入れるの?
例えば男の子がお母さんと一緒に何歳までお風呂に入れるのでしょうか?
これは県条例で決まっています。
例えば
6歳以下⇒京都府
7歳以下⇒愛知県、滋賀県、鳥取県、宮崎県、熊本県
9歳以下⇒ 青森県、宮城県、秋田県、茨城県、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、富山県、石川県、福井県、 山梨県。長野県。静岡県、 三重県、和歌山県、岡山県、徳島県、愛媛県、高知県、福岡県。大分県、長崎県、鹿児島、沖縄県
11歳以下⇒北海道、岩手県、山形県、栃木県などがありますが、新潟県は確か定めがありませんが、これは何歳でもOKという事ではなく、各施設で常識的な範囲で決めて下さいって事です。
当館は今まで小学生二年以下であればOKとしてきましたが、やはり年齢で制限したほうが分かりやすいので、再オープン後は年齢で一緒に入れないは入れるを決めさせていただこうと思います。
新潟県で代表的な露天混浴風呂
乳白色の、まるで白骨温泉のような温泉の色です。
温泉ソムリエの講習会の時に入浴しましたが、野趣満点ですが、雨の日とか、暗くなってからは絶対行きたくないと思います(笑)
などがあります。
他にもいろいろ有るでしょうが、代表的な混浴露天風呂を紹介しました。
まとめ
しかし、現実的には混浴露天風呂と言っても女性が大手を振って入って来るわけではありませんし、解放感は抜群ですが、今の時期問題もあります。
施設によっては時間規制で、何時から何時まで女性で、他は男性のお風呂に入る時間としている場合が多いようです。
今後は、現在混浴で運営しているお風呂も、このようなシステムが主流になるはずです。
何故なら、これからはどんな山奥にも海外の観光客が大勢お越しになります。
そんな国際的な基準は、まずお風呂自体が他人と入る文化がないです。
更にそれが、混浴だったなんてありえない話だからです。
当館も国際交流員が沢山お越しになります。
そんな彼らに聞くと、文化だから慣れたという返事と、絶対あり得ないので入りたくないって方がおいででした。
ここでも、知らない同姓とお風呂に入るのは何とか許容できても、不特定多数の異性と裸でお風呂に入るなんてありえない訳です。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
このブログはBlogランキングに参加しています。
バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです!