ナステビュウ湯の山の源泉が突然止まって、1か月経ちました。

倒産した雰囲気も出たかな?マズイぞ~

ある出来事

おはようございます、当館が臨時休館をして1か月経ちました。

近くで、ちょっとした仕事していたら、ある方が車を止めて聞いてきました。

「おじさん、あそこの日帰り温泉(ナステビュウ湯の山の事です)潰れちゃったんですか?」と聞かれました。

おいおい、社長に直接聞くには失礼だろう!!と思いましたが、勿論聞いた人も僕が社長なんて露にも思って居ないのではないでしょうか!

その時思いました。
「ああ、他人から見たら当館は潰れたように見えるんだ!、そうだよね全国に突然営業を止めて、潰れちゃう施設沢山ありますからね~」

「皆さ~ん、ナステビュウ湯の山は倒産したわけではなく、現在温泉の復旧作業中ですよ~」
と言いたいです。

その時その方は、「あの施設温泉が良くて、それに露天風呂からの景色や緑が綺麗で、遠いけどお気に入りの施設だったんですよね。」
とも仰っていました。

有りがたいお言葉でした。
こんな風に楽しみにしてくださった方に支えられビジネスをしていたいただと改めて実感しました。

今どうなっているの?

皆さんが一番心配な事は、温泉はどうなっているの?という事だと思います。

現在はっきりしている事は、井戸内を洗浄してた結果、以前のように自噴は回復しなかったという事です。

じゃダメなのか?と思われることはなくて、殆どの温泉井戸は、ポンプによりくみ出したり、エアーを送ってそのリフトでくみ出したりしています。
要するに動力によって温泉を汲み上げているのです。

松之山温泉が自噴している理由は、地中のメタンガスのリフトにより自噴している要素が大きいのです。
つまり、メタンガスが吹き上げるのと一緒に温泉も吹き上げているのです。

所が当館の井戸は、そのメタンガスが吹き上げなくなってしまったのです。
これって松之山温泉では稀かというと、そうでもなくて、以前兎口で松之山町が運営していた「翠の湯;みどりのゆ:露天風呂」の源泉が動力で汲み上げていました。

現在は運営していませんが、温泉がなくなったのではなく、お客様が減ったので閉鎖したので、まだ再整備すれば温泉は出るはずです。

他にも全国の温泉の多くは動力で汲み上げている温泉です。
確か十日町の日帰り温泉で、自噴していた温泉は松之山温泉だけで、残りは動力で汲み上げていたと記憶しています。

現在はその試験中です。
動力で汲み上げると?
一体どのくらいの温泉が出るのか?
温度は何度ぐらいになるのか?
泉質は変わらないのか?
温泉の色はどうなるのか?
その点を試験しています。

例えば汲み上げても、すぐに無くならないかどうか確認試験とか、汲み上げた温泉の成分の確認試験とか現在やっているそうです。

これからは?

様々な試験を行い、動力でも十分な温度と量が確保できる事が証明できた段階で、新潟県に、確認したら大丈夫なので、こんな風に温泉を運用しますよと、申請して、その後に認可が下りて、工事となるわけです。

ですから、確認作業が終了しないと、どの位の温泉が確保できそうだという話も難しいんですね。

また再開の時期も、新潟県の認可が下り次第工事となります。
工事はそれほど難しくない工事になりそうなんですが、総合的に考えると認可の時期と、工事の為の部品調達などがあり、いつ頃って不透明なんですよね。

現在分かっている時期は、11月頃になればすべての条件が満たされるようですが、それではあまりに時間がかかりすぎる問題が有り、その解決に問題を一つずつ解決していっているというのが、現状です。

また温泉の試験結果や、時期など詳しいことが分かりましたら号報告いたします。

現在の対応

多くのお客様から、何とか早い再開を望む声を連日頂いています。

さ以後に当館は休館しておりますが、電話番と日直は毎日AM9時からPM6時までおります。

また来週から土日祭日玄関で、売店もスタートします。
そちらもよろしくお願いします。

最後にほかの松之山温泉の施設は、別な源泉井戸で運営しています。
それでも成分は大体同じって不思議ですよね。
一か月経ちましたが、他の施設の源泉井戸は量が減ったとか、異変があったという話を聞いていませんので、全く影響ありませんので、この問題は当館の源泉井戸だけの問題なので、松之山温泉ファンの皆様には、ご安心頂きたいのです。

タグ:
休館して一か月

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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