極寒の秋山郷に撮影に行ってきました。

今日は僕が休みなので、秋山郷に写真撮影に行ってきました。
鳥甲山が雪をかぶると見事なんですよ。
だいぶ雪が降ったので、かなり山はいい感じになっているはずです。
さらに、雪は降っていますが、夜明けに奇跡的に晴れれば、素晴らしい写真が撮れるはず。

撮れなければ、空振りで帰ってくればいいんです。
それでも、行って見なければ始まらないのです。

結果、全然ダメでしたがそれはそれで、楽しかったし綺麗でした。

秋山郷で最初に撮影したカットです。
栃川の橋の上から撮影しました。

なんだコレ?と思いますか?
辰野さんが、普通の景色の中から、写真を撮れる人が上手い人なんだよと言ったことを思いました。
この写真は雪に埋もれつつある、儚さを思って撮影しました。

写真で撮影者が現地出来る事は
フレーミング
露出
絞り
シャッタースピード
しかありません。
それを組み合わせて写真にするわけです。
特に冬は難しい。
例えば↓

沢を流れる清流です。
シャッター速度は1/4です。
絞りはF32まで絞りました。
流れている水は筋になり、雪は流れて写っていません。


次は1/20
雪が流れて写っています。
流れも少しぶれて動きが多少感じられます。

1/200では?

これが1/200の写真です。
完全に水の流れも、雪も止まって写っています。

貴方だったらどの表現を狙いますか?
正解なんてないんです、後は好みしかありません。

次にフレーミングの問題です。
画各には縦構図と横構図があります。

では同じ場所を撮影した2枚の写真
オーソドックにまとめていますが何となくパンチ力がない気がします。

次は縦構図です。

流れが、奥に吸い込まれていくような、緊迫感は感じますがバランスは横の方が上ですね。
これも、どちらが自分が表現したったのかを決めることになります。
今回もマニアックで分かり難く、よく見ないと分かりませんが、こんな地道な作業が写真表現につながって来ます。
自分が意図とする表現がどのシャッタースピードで表現できているかです。
さらに、最近はこの他にPLフィルターを使って反射をコントロールすることも含まれます。

現場で結構できる事は沢山ありますが、日の出とか忙しい状況になったり、今日みたいに雪が降っていると、何となく雑になってしまいます。
寒すぎる、雨が降っている、風が強いなど過酷な現場だと、カメラを濡らしたくなかったりして、注意がそがれますよね。
だって人間だもん(笑)

タグ:
写真の事」

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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