風景写真家は撮影の際に、こんな計算をしています。

おはようございます、ナステビュウ湯の山の社長の高橋です。

昨日は休館日で、久しぶりに風景の写真撮影に行ってきました。
気になる桜があって、どうしてもそれを撮影したくて行ってきましたが、20分位歩かないと、まだ除雪していない場所です。

暗いうちから歩いて行ったら、すでに桜は旬を過ぎて撮影できる時期が遅かったです。

一枚も撮らないで帰ろうかと歩いていると、なんか絵になりそうな場所発見!
私のテクを用いれば、十分に作品レベルに出来ると思い、至急撮影の準備に入りました。
その時撮影したのが上の写真です。
恐らく、まだ誰も撮影したことのない場所だと思います。

上の写真もまあまあですが、欲を言うとPLフィルターで水田の手前の反射を取ってやると、さらに奥行き感が出ます。

スマホの写真ですからね、他はOKですが最大の問題はありきたりって事です。
ここでのテーマは、里山で棚田の夜明けですが、多くの写真家が狙って、テーマがありきたりで飽きられてしまいます。

そこで↓

すみません、言い訳するわけではないですが、この写真はiPhone8で撮影しています。
この日は、645Zでも撮影していますので、大忙しです(笑)
私は発想は下の写真の方が新しいと思っています。
下の写真はフキノトウが主題で、棚田とか、夜明け、棚田に残る雪などは副題でしかありません。
しかし手を抜いてはいけません。

もし私が下の写真を色々調整できる一眼レフクラスのカメラで撮影していたら。
①太陽の位置は一枚目の写真のように、まだ山に接している時間に撮影する。
②PLフィルターで手前の水面反射を消す。
③フキノトウにピントを合わせる。※主題だから。逆に太陽とかはピントが無くてもOK
④ストロボでフキノトウを適正露出にする。

などなどを行うともっと素晴らし写真になると思います。
風景写真家は、こんな事を考えて撮影しているのですよ。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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