今年の蛍は久しぶりの当たり年。

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松之山浦田地区

 

ホタルの撮影

こんにちは、ここ二日ばかり夜のブログ書いていませんでしたね。
だってよる忙しかったんですもん。
ホタルの撮影で。
この写真が昨日と一昨日撮影した写真です。

人家の明かりがもう少し暗いと良いですね。
素晴らしい写真です。
自画自賛ですけなんか問題でも(笑)

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室野地区

 

ホタルの習性

さて両方の写真とも沢山の蛍が写っています。
今年は本当に蛍が多いです。

その年のよって、多かったり少なかったりしますね。
昨年は大凶作で全然いませんでしたね。
所が、今年はどこに行っても多いです。
これから増えれば、まれに見る蛍豊作の年になるかもしれません。

ちなみに写真に写っているのは全てゲンジ蛍です。
松之山には2種類の蛍がいて、ヘイケ蛍は光が弱すぎてこの条件だと写りません。

良く、車のハザードでウィンカーを点滅しながら蛍を見ている人がいますが、あれで集まるのがヘイケ蛍です。

ゲンジボタルは全然反応しません。点滅周期が全然違うんですね。
ただ希にみられるのですが、ゲンジ蛍も沢山集まると、一斉に点滅して一斉に暗くなります。
同調するんですね。
多くの蛍が集まらないと、そんな現象は起きません。
私もあまり見た事が無いのですが、昨日室野地区で、その現象が見えました。
多くの蛍が一斉に光ったり、暗くなったりする姿は圧巻ですね。
蛍はゲンジ蛍は大型で光が強いし、シーズンは早めに出現します。
ヘイケ蛍は、場所を選ばなければ、8月の初旬まで楽しむことができる、息の長い蛍です。

特にゲンジホタルは飛ぶ時間があるので、大体PM8:00~PM9:00頃がベストの時間になり、一番活発に飛んでいる時間帯です。

コンポジット撮影

上下の写真はコンポジット撮影という手法です。
これは、沢山の写真を撮影して、後でソフトで合成すると言うやり方です。
以前フィルムでは出来なかったと言うか、フイルムのように長く露光する事がノイズの問題や、CCDの熱暴走の問題などで難しいので、1分程度で撮影した写真を合成して、長い時間の露光に対応しようと言うやり方で、星の撮影とか蛍の撮影には威力を発揮します。

上下の写真はデータを取るために試験的に撮影した写真です。
コンポジット撮影は合成写真だから認めないって人もいますが、一理ある面もありますが、僕はそう思いません。

写真表現の一部として、撮影者のイメージを表現する手段としてコンポジット撮影もありだと思っています。

ちなみに、上の浦田地区を撮影した写真ですが、フイルムだと絶対出来ない写真です。
奥に人家があって、街灯とか光源あると長時間撮影では完全に飛んじゃいますね。
でも、コンポジットだとまあまあに撮影できています。
今度撮影する時は、ハーフNDで減光するか、一枚だけ明るめの写真を撮影して、それをベースに合成するかのどちらかで撮影する事に成ります。
いずれにしても、本番では両方に対応した撮影法を行います。

下の室野地区の写真は蛍は多いのですが、背景が駄目なんですよね。
蛍の写真は背景が命なんです。

タグ:
蛍について

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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