2015.2.6(金)
ナステビュウ湯の山は、こんな理由でオリジナルシャンプーを作りました。
おはようございます。
今日は夜中に5センチ位雪が降り景色がとても綺麗です。
さて、昨日告知していましたが、ナステビュウ湯の山のアメニティの紹介をします。アメニティってシャンプー類の事です。
実は温浴めぐりをしていて、気が付いた事があります。
あまりにも、某社のアメニティが多いって事に。
当館も以前はW社のアメニティを使っていました。
価格が安いって理由から選んでいる施設が殆どなんです。
そして実績的にも、十日町の日帰り温泉には一番の確率で使われています。
例えばボディソープを使ってみて、変わらないって感じたら、それはW社のボディソープです。私が調べた中では一番安い価格帯でした。
そんな理由でアメニティを選んでいいのでしょうか?
当館はずっと悩んで来ました。
そして、5年ほど前にW社と決別して、オリジナルボディシャンプーを開発しました。
5種類くらい試作シャンプーを試して、松之山の温泉に一番合うシャンプーにしました。
界面活性剤が少ないのでW社より泡立ちが若干劣るのですが環境と肌に配慮した結果です。
その対策としてガサガサのボディタオルを置くようになりました。
そして、昨年度、入館料の値上げを機に、アメニティを見直しをする事にしました。
勿論グレードアップする為です。
一般に売っている商品やオリジナル商品を色々試しました。
でも、良い感じなものはメチャメチャ高くなりました。価格帯の安い商品はそれなりでした。20種類くらい試しましたね。
でもやっぱり決定打が無い。
そこで、またオリジナルを作る事にしました。
2社競合って感じで作ってもらったんですが、両方満足のいく製品でしたが、使ってナステビュウ湯の山に合いそうなオリジナルベースを決め、それから色々変えました。
まず、色ですね。
単純な色だと安っぽくなるので、今回はシルクプロティンと混ぜる事により、より高級感が出てきますし、プロティンですから、肌の保湿にも役立ちます。
そして匂いも、微香なんだけど温泉に遭う匂いを決めました。
今回ボディソープは、何か松之山のオリジナルなものを入れたいって考えましたが、業者さんから松之山温泉成分を入れたら?との提案がありましたが、温泉に入ってシャンプーにも温泉が入っていますって言ったって意味が無いと判断しました。
お土産用だったら別ですが・・・、松之山の由来するもの・・・
色々調べたらブナの芽のエキスがとても肌に良いって事が分りました。
ブナの芽エキス(保湿成分)は“若さを保つ木”とも呼ばれるブナの特性を閉じ込めたエキス、永久の若木、『永遠の若さを保つ樹』といわれるブナだそうです。
そこで、美人林に代表するように、松之山を代表するブナの木にあやかって、ブナの芽エキスを入れる事にしました。
そして、今までシャンプーとリンスは一緒のシャンプーinリンスでしたが今回は分けました。そして、どうしてもノンシリコンタイプで作りたかったのです。シリコンタイプより割高になりますし、使用感も若干落ちると業者さんに色々言われたのですが、これからの主流になりそうなノンシリコンタイプのシャンプー&コンディショナーを開発しました。
正直他所より高いです。手間もかけました。
でも、そういったこだわりが、長い間にお客様に通じるのではないでしょうか?
一応シリコンタイプになりますが、ヘアケアブランドの資生堂ツバキ&セグレタのブランドも自由に使えるように浴室に準備させていただいております。
これが当館の結論でしたが、正しいのか間違いなのか? まだ結果は出ていませんが、現在の所お客様はそれほど当館の趣旨を理解していない感じており、今回改めて紹介いたしました。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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