申し訳ございません、ナステビュウ湯の山は現在休館中です。

ナステビュウ湯の山は昨年の5月8日夕方より休館中です。

休館の原因は何ですか?

お客様には全く責任も原因も無いのですが、昨年の春より温泉の自噴量が急激に減って来ました。
当館の温泉は自家源泉で、今から25年前に掘削した温泉です。
当時は自噴量も毎分250リッター以上で温度も96℃の温泉街の松之山温泉と同様な良質泉が大量に噴き出していました。

それが、昨年の春から急激に量が減り、2017年の5/8より完全に自噴しなくなってしまいました。
当館の設備は基本的に源泉かけ流しの設備になっています。
温度調整は豊富な熱い温泉で、温度が低くなると源泉を入れて温度調整していました。
ですから、一旦湯船に入った温泉を再加温する設備がありません。
温泉が確保できないと、設備を大幅に変更しないと営業できないので、休館させて頂いています。

源泉が自分しなくなった原因と復旧の見通し。

調査と洗浄により、温泉が自噴しなくなった原因は詳しくは分かりませんが、松之山温泉は自噴する際メタンガスを伴って自噴しています。
つまり、地下で圧縮されていたメタンガスが、井戸の周辺で圧縮が緩み、急激に膨張している事がが予想されます。
つまり地下で炭酸飲料が吹くような状況になっていることが想定されています。
地下には温泉もあり、熱も十分あるようですが、自噴する材料のメタンガスが無くなってしまった為に自噴しなくなったそうです。
今後は温泉を汲み上げるために、温泉ポンプを源泉に設置して動力装置で汲み上げるための工事をしています。
そしてその工事のために新潟県に許可申請しましたが、その許可が下りたのが11月の末です。
そこから、松之山温泉のようない成分の濃い高温の温泉を汲み上げる温泉ポンプを発注しました。

※現実に95℃以上で成分が濃い温泉を安定して組み上げる国内産の源泉ポンプは存在していません。
今回はアメリカ製の鉱山用の特殊ポンプを源泉ポンプに代用して使用する予定です。

現在この特殊ポンプの納期の連絡が来ていません。
当初は発注後半年程度の納期と言う話でした、
5月の連休前にも問合せしておりましたが明確の回答が無いので、いつ頃復旧できるというお答えが出来ないでいます。

このポンプを設置し、暫く試験運転と調整をして、新潟県の設置検査を受けてから営業再開という見通しです。

そんなわけで、5月の連休後半で多くのお客様がお越しいただいていますが、現在営業再開で来ていませんし、営業再開のスケジュールも発表できないでいますが、他の工事は順調に推移していますので、後は特殊ポンプだけの問題になりました。

多くの方にご迷惑をお掛けして申し訳ございません。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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