2018.3.1(木)
再営業までの道のり その2 ナステビュウ湯の山はいつ頃?営業再開出来るのか?
前回の続きですが、現在、電話の問い合わせが一番多いのが、いつごろから再営業するかと言いう質問です。
運が良ければ昨年末再開も不可能ではなかったはず!
現在、一番の問題は源泉用の特殊ポンプの納品がいつ頃になるかはっきりしないと言う事です。
工事も製品がアメリカ製なので、特殊な電源が必要らしいです。
それは変電機で対応できると思うのですが、変電機からポンプまでの電線も特殊になるので、簡単なわけにはいかない事が分かって来ました。
当初は国内にあるポンプをリースで借りて、その間に新規のポンプを発注して、現場に入るのを待つ方法も考えました。
代替えの貸し出しするポンプがあればの話ですが、これが可能なら11月の上旬に認可が下りれば、そこから電気工事と、現地の工事を並行して行って、雪が降る12月中旬までに、工事が完成するのではないか!と言う実現は難しいけど、可能性はあると思っていました。
しかし実際は認可は11月29日にようやくおりて、その時点では今年は雪が降っていて、山中の源泉位置での工事は不可能となりました。
そこで、リースは全く考えないで、新品のポンプを設置する工事に方針を転向しました。
現在の再開時期の見通し
この特殊源泉ポンプは発注時には6か月程度と言う話でしたので、昨年12月上旬に発注してあるので、5月末から6月上旬にポンプが現場に来ると思います。
そこから問題が無ければ設置工事は1週間か10日位で設置工事が終わると思うので、さらにそこから10日程度調整して仮営業と言う形になると思います。
※工事期間は、あくまでも私の予想ですが・・・・
そのスケジュールでは、営業開始は6月末頃になると予想されていますが、最短にする工夫と努力する事をお約束します。
こんな工事もあります。
これから源泉までの動力電源を確保する工事、さらにキュウビクル(高圧受電設備)の棟屋も必要ですし、キュウビクル設置も必要です。
更に源泉を汲み上げ、ガス抜きをする設備も新しくするようです。
他には現在温泉分岐棟の工事もやっています。
一番大事な要な部品
現在の最大のリスクは、源泉ポンプの設置ですが、問題は源泉ポンプがいつ納品になるかって事ですね。
アメリカの船便でどの位掛かるのか?ネットで調べてみると平均7週間ほどかかるようです。
色々調べると、税関検査などを加算すると積み込みの港にもよりますが1.5~2.5ヶ月程度かかるようです。
2か月かかるとすると、制作に4ヵ月かかり運搬に2か月掛かり合計で半年(6ヶ月)としているのだと予想されます。
あくまでの私の私見ですが、となると製作が3月の末頃ポンプが製作され、その後船便で輸送となるのだと思います。
運が良ければ、1か月+α程度で届く可能性もゼロじゃないですよね。
要するに、希望は持ちたいけど、そんなに簡単に早められないって事ですよね。
しかし、各担当の努力に期待したいですよね。
現状では、こんな話をしています。
ですので、現在分かっている部分でお話しさせていただくと、当館の再開予定は、6月の初旬に温泉が確保でき、その後調整して6月の中旬から下旬にかけて再営業を開始できるのではないかと考えています。
あくまでも、これは現時点で分かっている事を総合しての判断です。
結論的には「良く分からない。」って言うのが本音ですが、それでもいつ頃と言われてれば、想定は6月中旬か下旬程度と言う話にならざる得ません。
ですから、最近は電話では、まだハッキリしませんが、6月末までにはオープン予定ですと答えています。
関連記事
この前の記事
再営業までの道のり その1 現在は温泉分岐棟を工事しています。
次の記事
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
このブログはBlogランキングに参加しています。
バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです!