2016.1.18(月)
安売りでは、人を幸せに出来ないのか?
軽井沢の碓氷峠では、バスが事故を起し、多くの若者が死傷しました。
格安バスツアーに参加していたそうです。
思い出しますね2012年4/29日午前4時40分ごろに発生した夜間高速バス「針生エキスプレス」が起こしたバス事故。
あの時も7名の尊い命が失われ、40人近くの方が怪我をされています。
さらに遡ると、犀川スキーバス転落事故(さいがわスキーバスてんらくじこ)は、1985年1月28日、国道19号を走行していたバスが長野市の犀川に転落した事故もありました。
当時運転手に無理な勤務が問題になり、長距離では2人体制で運転するように変わりました。
このように、過去に悲惨な事故を起こして、それが教訓として生かされ、未来の事故防止に繋がって・・・・・いないようです。
最近のバス事故の傾向としては、「低料金だった。」と言えるのではないでしょうか。
例えば、針生エキスプレスの事故では、運転手に過酷な勤務をさせた為の居眠り運転が原因だったようですし。
今回の軽井沢の碓氷峠の事故も、ツアー会社のとバス運営会社が最低料金を26万に設定されているにもかかわらず19万で契約されていたそうです。
まだ原因ははっきりしませんが、亡くなった運転手の遺体を引き取る家族が見つからないなどなど、色々現場では無理があったようです。
こうなると、最近のバズ事故の傾向は安いために、安全を犠牲にしていたのかもしれません。
やはり、過度の安売りは誰も幸せにしていないって事ですよね。
結局バス運行会社は事業から撤退してしまったし、遺族にとっては、亡くなった家族は戻ってこないし、怪我をした方も、心に傷を持ち続けるだろうし。
誰も、こんな結果を望んでいないのに、本当に悲惨な結果になってしまいました。
今回はバスですが、格安航空など空を飛ぶ航空機で同じことが起きないとも限りません。
そうなると、今回の被害とは比較にならに程の大被害になります。
そうならないように、ひたすら祈るしかありませんね。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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