2016.3.7(月)
もう一度思い出そう、温泉入浴の基本
基本や原理原則は物事で一番大切で、疎かにすると後で痛い目に合うものです。
最近、温泉の入り方なんてもう完璧にマスターしてるよ、とか。
好きなように入ればいいだよ、とか思うといつか痛い目に合うよ。
その痛い目というのは、倒れたり具合が悪くなったりすることですよ。
基本はあまり熱いお風呂は体に良くないって事ですが、ナステビュウ湯の山では、内風呂に熱いお風呂とぬるいお風呂、両方用意できるようになりました。
最近でもナステビュウ湯の山の常連さんでも、ちょっと長湯をしすぎて、脱衣所で倒れる方がおいででした。
普段は大丈夫でも、ちょっとした体調の不調だったりして倒れちゃう人もおいでです。
ですから、今回はもう一度確認の意味でおさらいしましょう。
お風呂(温泉)の入り方
準備
まず、入浴30分~20分くらい前に、水分補給をしておきましょう。
これは、お風呂に入って汗で失われる水分を予め補給しておくためです。
さらに、食前食後の問題もあります。
食後は少なくても一時間は空けてください。
そうしないと、食べたものが消化しません。
また、お風呂の後の食事ですが。こちらも30分程度空けてから食事を取ってください。
ポイントはお風呂に入ると、血液の循環が良くなり、消化するだけの血液が無くなるからなのです。
いよいよ入浴
さて、いよいよ入浴ですが、まずかけ湯を十分してください。
かけ湯は、体の汚れを落とす意味と、体を驚かないようにお湯に慣れさせる意味があります。
手桶に10杯程度が標準になります。
さて、いよいよ次は入浴するとなった時、最初は徐々に入ってください。
お風呂に首まで浸かると、実は体にはすごい水圧と、熱の刺激を受けます。
ですから、まず半身浴で慣らしてから、それから徐々に首まで浸かるようにしてください。
いきなり首まで浸かるのは危険です。
そして、当館は温めのお風呂と、熱めのお風呂を用意しています。
温湯が好きな人も、まず最初は温めのお風呂で体を慣らしてから、熱いお風呂に入ってください。
入浴時間の標準は5分→3分→8分と分割入浴がお勧めです。
これは一度に長時間お風呂につかるのではなく、一旦浸かったら、休んでまた浸かるやり方で、体の芯から温まり、負担が少ない入浴法です。
熱いお風呂はこの時間の2/3か半分の時間で、自分の体調に合わせて調整してください。
お風呂から上がるときは。
お風呂から上がる際に、首まで浸かっていたのに、いきなり立ち上がると、水圧から一気に解放され、頭の血液が少なくなり、立ちくらみを起しやすくなります。
ですから、上がるときも、半身浴で暫く休み、それから上がった方がよいでしょう。
温泉の場合お風呂から、上がる際に洗い流して上がるか?それともそのまま上がるか?
皆さんはどちらが正解だと思いますか?
お風呂方上がっても、皮膚は30分くらい温泉を吸収しています。
ですので、お風呂から上がるときは、軽くふき取る程度で良いのです。
最後の仕上げは、水分補給と休むことです。
お風呂で失った水分を補給しておくことと、お風呂で血行が促進され、全身に血が巡っています。
落ち着くまで、激しい運動や、食事は避けた方がよいでしょう。
これが、温泉入浴の基本になります。
皆さん、基本を守って楽しい温泉入浴を楽しんでください。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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