喉が乾いたら、井戸を掘りましょう。

Well_with_bucket,_Ichijodani_200507

おはようございます、今日も僕のブログに来てくれて、ありがとうございます。

唐突ですが! 以前、国のIT産業育成で、パソコン購入者に国が補助金をだして、格安でパソコンを購入するような制度を行いました。お蔭で、パソコンの普及率は上がったそうです。

そして、以前十日町でも豪雨災害や地震で、市が補助金を出して、期間限定で宿泊してくれたお客様には定額割引しました。
確か特定のお客様に葉書をお出して、その葉書を持ってくると一定期間¥5,000割引きするような仕組みだった記憶をしています。

お蔭で、減少していたお客様が回復して、一定期間の集客はかなりの反響があって旅館も安堵したと言う話を聞きました。

※誤解のないように追記しておきますが、松之山温泉では旅館の皆さんが有名講師を呼んでマーケティングの勉強会も盛んにやっています。

この二つ全く関係ない話ですか?
実は言いたいことは同じなのです。

上の実例はIT不況の際に国がとった施策です。
結果、各メーカーは在庫のパソコンは無くなりましたが、それで終わりました。
所が同じ費用を韓国はインフラ整備にお金を掛けました。
要するに光回線やADSLの高速回線にお金をかけて、徹底的にインフラ整備をしたのです。
その結果、様々な用途が活性化して、結果的にハードが売れたという話です。
所が、日本の補助金制度はハードは一時的に売れたけど、それで終わりって話です。

最近のシャープの苦戦と当時無名だった韓国サムスンの台頭も関係ないのでしょうか?

そして、上記の旅館の実例でも、そんな一時的な麻薬を打っても同じような事が起こりかねない。

それより体質改善が急務なのではないでしょうか。
その体質が変わらない限り、同じような事がまた起こるは変わらないのではないでしょうか?

喉が乾いたら、井戸を掘らないとダメなんじゃないでしょうか。
ええ、喉が乾いたら水を飲むんじゃないの?

例えば今コップ位一杯の水を飲んだとします。
そして次に同じような事が起きると、今度はコップ二杯の水が必要になります。

つまり、根本を解決しない限り「喉の渇きという現象」は無限にはループしてくるのです。

喉が乾いたら、井戸を掘りましょう。という本当の意味なのです。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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