コーヒーメーカーが壊れた時

おはようございます、社長の高橋です。

今朝もご来光風呂のスタートです。
準備していたら、コーヒーメーカーが壊れてコーヒーが入れられない。
コーヒー好きの僕としては耐えられない事態でした。
ここで考える。
ご来光風呂は、朝お風呂に入って大広間も開放してあります。
ですから、現在はドリンクバーも自由に使えます。

そして6月の金曜日だけ、焼きたてアンパンが1個もらえます。
朝早く日本三大薬湯のお風呂を堪能して、その後休憩所で入れたてのコーヒーを飲みながら、アンパンを食べて時間を過ごす。

何と贅沢な時間なんでしょうか!
私もそんな生活がしてみたい。
今はそれを提供する側ですが、僕がリタイヤしても誰かが、同じような事をやって貰いたいですね。

その重要なファクターのコーヒーが無い・・・・・・
ここで考えました。
マシンが無くても、手で入れれば出来そうです。

そこで、やかんでお湯を沸かし、ドリップコーヒーを入れる事にした。

他の作業をしながら15分ほどかかりましたが、無事美味しいコーヒーが用意出来ました。

今日はコーヒーマシーンが壊れて、コーヒーが入れられません、と言うのは簡単ですが、知恵があれば何とか解決して、何事もなくコーヒーを提供する事が出来るのです。

因みに、このコーヒーは無料で提供しています。
※6月現在
誰も、こんなドラマは想像していないでしょう。
しかも今日は1杯も出ないかもしれません。

それはしかたのない事だと思うのです。
サービス業はこんな膨大な無駄の労力から成り立っているのだと思うのです。

コーヒードリップを入れながら昔をの事を思い出しました。
当館に若い仕事のできる二人の女性がいました。
仕事は両方甲乙つけがたいほど優秀で仕事の出来る子たちでした。
ほぼ互角ですね。

昔、食堂でドリップコーヒーを出していました。
注文を受けてからドリップで入れて出すコーヒーです。
専門店クオリティを狙ったのですが、スタッフが面倒がって、今はやめてしまいました。

その時、コーヒー好きの僕は注文が入ったら1杯作るも2杯作るも手間は同じなので、僕の分もいつ所に作って欲しいとお願いしたことがありました。
パートのスタッフは面倒なので作らないですが、ある社員のR子ちゃんはいつも作ってくれました。

そのコーヒーが抜群に美味しいのです。
飲んでいると、最後に旨味が口の中に広がるのです。
こんなおいしいコーヒー滅多に飲めません。
彼女しかこの味は出せないのです。

どうやって入れるのかと彼女に聞いたら、最初お湯を入れたら少し蒸らすのだそうです。
約一分ぐらい。
そして入れ始めたら、最初出たのは捨てた方が良いそうです。
雑味が含まれているから。
他のも色々教えてもらいましたが、なぜ彼女がそんな知識があるかと言うと、美味しいドリップコーヒーの入れ方をスマホで検索して得た知識だそうです。
そんな事は誰にもできる事だと、感心しました。
今でもそのコーヒーの味は忘れられません。

そして、彼女にサービス業の原点を教えてもらった気がしました。
二人の若い女性スタッフがいたと書きました。
仕事はほぼ互角でしたが、一方は仕事は出来るがサービス業としてはホスピタルティが足りないのが少し残念でした。
もう一人はコーヒーを入れるのでも、ここまでやる子なのです。
個性でしょうか?
現在は二人とも当社には居ません。
R子ちゃんは結婚して、現在妊娠中と聞き及んでいます。
彼女は新し環境でも大丈夫だと思います。

もう関係ないのですが、この二人活躍を今後も見守っていきたいと思っています。

追記

色々の嵐が吹き荒れています。
新型コロナの騒動もその一つです。
しかし、現在もこうしてナステビュウ湯の山が存在できているのは、今までのスタッフが当時頑張ってくれていたので、今があると思っています。
色々ありましたが、それはそれで成長の糧になっていたと思うのです。
誤解のある表現で書いてしまったようですが、同じ目的で頑張った同士です。
人間は完璧ではありません。
だから、色々なものにぶつかりながら、反省し改善の努力しながら、自己を高めて行くしかないのです。
そして諦めず頑張るしかないのです。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

このブログはBlogランキングに参加しています。

バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです!

応援よろしくお願いします(^^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ページの先頭へ