昔やった事のあるスカイスポーツ!ハンググライダーを思い出す。

以前にもブログに書きましたが、僕は20代の後半にスカイスポーツをやっていました。
やりたくてその世界に飛び込だのでは無く、たまたま知り合いがやっていて、その人から今度、松之山で初心者向けの講習会を行うので参加してみないかと言われたので、参加したのが切っ掛けでした。

その当時、新潟県内には指導者はそれほどいませんでしたが、小出の指導者から教えてもらいました。

多分3日間ぐらい、教えてもらった記憶があります。
斜面をハンググライダーと一緒に下って、浮く間隔を覚えていくのです。
そうすると、足が浮くようになって、だんだん斜面の高い所からチャレンジしていくのです。

3日間ぐらいで、おおよそ2~3m浮く感覚をつかんだら、一緒にランディング(着陸)を学んでいくのです。

最初はあまり乗り気じゃなかったのですが、すっかり虜になって行きました。
機体も、最初はシングルバテンのアルミパイプの骨格に、ヨットと同じようなセールを張ったもので飛んでいました。

次第に成型バテンと言い、翼の形をしたハンググライダーに乗るようになり、最終的にはダブルサーフェイス(翼が翼の形をしています。)のフーティングクロスバーの外国製の機体に乗るようになっていました。

ハンググライダーは操作は加速する事と減速する事。
右に曲がる事、左に回る事が出来ます。
丁度飛行機のラダーやエルロンに相当する事を体重移動で行います。

イメージ的には羽に人間が振り子のようにぶら下がっていて、体重移動で操作します。
丁度、レースバイクに乗っている感覚で、曲がる時は機体を体重移動で傾けて(バンク)曲がります。

これをウエイトシフトコントロールと言います。
計器も一応、対気速度計、高度計、昇降計(バリオメーター)の三種類ぐらいは着けて飛行していましたので、自分は高度どの位で、対気速度どの位で飛行して、今上昇しているのか 、降下しているのかは機材によつて分かるようになっています。

機体の性能が上がると、弱い上昇気流でも捕まえる事が出来るようになり、遠くまで飛べるようになりますが、操縦が難しくなり、目的地に降りる(ランディング)も難しくなります。

ハンググライダーはただ飛び降りるだけではなく、トンビのように上昇気流を捕まえて、飛び立ったところより上昇できるのです。

ただし条件次第ですが。
春先、まだ代掻きしないような時期には、お天気が良いとお昼には安定した上昇風が至る所発生して、初心者でも簡単に上昇気流に乗る事が出来るのですが、逆に秋の稲の刈り入れが終わったころの、上昇風は狭い範囲で比較的強い上昇風が発生するので、それに乗るにはテクニックが必要でした。

ハンググライダーの最大の難点は、折りたたんでも5~6メートルの棒状にしかならないので、輸送が難しいのです。
それぞれが、車に特殊なキャリアを付けて輸送していました、大変なんですね。

それに一人じゃ飛べないです。
だって車で山の山頂に行っても、車を取りに山まで歩いて行かないと行けません。

そして、運搬の問題もあり時代はスカイスポーツはパラグライダーに主が移った頃僕は引退しました。

でも、当時の仲間とは何人かはまだお友達でいますよ。
今となってはいい思い出ですね。

タグ:
スカイスポーツ
ハンググライダー

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