貴方にとっての座右の銘ってありますか?

貴方は座右の銘ってありますか?
古臭いと思うかもしれませんが、古い人間なんですよ(笑)

もう何年も言っていますが、私の取っての座右の銘は松尾芭蕉が弟子に伝えたと言われる「不易流行」と言う考え方です。

不易流行の意味

例えば哲学的な思想や、宗教の考え方など、いつまでも変化しない本質的なものを不易として、本質の根幹や根本的な部分として、その部分とは別に、世の中の変化や新しく変化を重ねているものをも取り入れていくことを流行な部分も取り入れていく。
また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であることで、蕉風俳諧しょうふうはいかいの理念の一つですが、解釈には色々な理解があります。

一般的には「不易」はいつまでも変わらないこと。「流行」は時代々々に応じて変化すること言います。

私にとっての不易流行

世の中、ものすごい勢いで変化しています。
例えば、人類の最大の武器の、コミュニケーションや記録などは最近大きく変わりました。
以前は、人と人のコミュニケーションの主体は電話や手紙でしたが、現在は殆どがソーシャルネットワークが主体になりました。
その結果、はるかに密に早くコミュニケーションを取ることが可能になりました。
更にAIに進化すると言われていますしね。

ビジネスも生活も、それに対応することが必要で、それが流行に当たります。
しかし、自分らしさや、会社の伝統や創業倫理など不易に当たる部分だと思います。

現在順調だと、新しい取り組みは必要ないと考えがちです。
しかし、世の中が大きく変化している最中に、自分だけ歩みを止めるとどうなるか?

時がたつにつれ、世間の流れからは取り残され、どんどん陳腐化したり時代遅れになってしまうのです。
特に会社でも団体でも、伝統など大きければ大きいほど、新しい取り組みをしにくくなります。

私は、会社や団体でも不易と流行のバランスが大事だと思っています。
だから、リスクもありますが、新しい取り組みもあえて取り組んでいます。
世間では、斬新的と思われるかもしれませんが、色々な取り組みを試しています。
新しもの好きとかも言われますが、そうしないと世の中と言う流れから取り残されるからなのです。
ただし、取り組みがすべて役に立つという事はありません。

それは未来の結果であり、現在は分からない事も多いと思います。

まとめ

不易流行とは分かりにくい、概念だと思いますが、例えば音楽でジャンルがロックやクラッシックなどです。
そして流行は、曲の傾向に当たると思うのです。
十日町でも、温泉旅館のビジネスとか、きもののビジネスなどは古い伝統を生かしながら、時流にあった新しい取り組みが必要な分野なのかもしれません。

タグ:
不易流行

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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