現在、当館は最大の危機を迎えています。

皆さんあまり意識していませんが、当館は今大トラブルの最中です。
間違いなく、開館以来の危機です。

今から20数年前、非常に優秀な温泉井戸の自家源泉を バックにオープンしました。
当時は毎分220ℓ以上自噴する井戸でした。
その後、ふるさと創生予算で、十日町各市町村が温泉を掘りました。
当時の川西町が掘り当てた温泉で千年の湯が出来。
旧松代町では芝峠温泉 雲海が出来ました。

そして旧中里村ではミオン中里が出来
十日町市では明石の湯が出来ました。
現在では十日町に合併しましたが、狭い範囲で大型日帰り温泉が乱立しました。

多分、津南町の竜ヶ窪温泉もその頃の施設かと思います。
このように狭い範囲に、多くの施設が乱立してしまいました。

その結果は?
住民のサービスや健康増進の為ですから収支を求める施設ではないと思いますが、当館にとっては当時は非常に困りました。
その時の危機は一次危機です。
近隣に日帰り温泉が出来ると、最低でも1割の収入源があると言われていますが、4~5か所も新しい最新の大型日帰り温泉が出来ると、その影響は少ないとは言えません。

それも、苦手分野を切り捨て、合理化や営業努力で何とか消化し、ようやく順調に移行し始めた時に、今度は入湯税の値上げでした。
これも結構効きましたが、当館では消化できないため入館料を値上げさせて頂きました。
これだけでも大変なのに、さらにあの優秀な温泉が自噴しなくなったという当館の最大の危機が訪れました。

現在半年以上過ぎても、動力汲み上げ許可すら下りていません。
その間は収入ゼロです。

正直言って今回のダメージは相当です。
今でも桃色吐息なのに更にマイナスの要素が加われば、致命的となりかねません。
当館が健全さを取り戻すには、かなりの努力と運の良さが必要かもしれません。

しかし、僕らは諦めません。

何故なら、お客様の笑顔をまた見たいから。
私たちの仕事は、お風呂に入って体を綺麗にするだけではなく、多くの方の「気持ちいい~」「疲れが取れた!」「久しぶりにのんびりできて明日から頑張れる!」に繋がっています。

だから、頑張れるんです。
皆さんも長い目で見ていて、応援よろしくお願いします。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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