2016.4.14(木)
温泉の効果 「物理効果」
さて、本日はテーマは温泉の物理効果について書いてみます。
物理効果って・・・・・
物々しいタイトルですが、前回は心理的な効果を書かせてもらいましたが、今回は熱とか水圧について書かせてもらいます。
物理効果を分けてみると
勿論温泉でもなくても、普通の白湯でも物理効果は期待できますが、ここでは温泉地の大きなお風呂を想定して考えてみます。
物理効果を簡単に分けると
1、温熱効果
2.水圧効果
3.浮力効果
に分けれられます。
温熱効果
まず、温熱効果ですがお風呂に入ると、体が温められますがお風呂の温度で自律神経を刺激することが出来ます。
例えば42度以上の暑いお湯につかると、交感神経が刺激され、緊張・興奮が促されます。要するに元気になるわけです。
逆にぬるめのお湯(37度~40度程度)にゆっくり入ると、副交感神経が刺激され、リラックス出来たり、落ち着いた気分になります。
ですから、これからお仕事に行く前に入るお風呂は、熱めのお風呂で交感神経を刺激して、寝る前のお風呂はぬるめのお湯にゆっくり浸かるとよいのです。
また、体を温めることにより、血管が広がり血流が良くなることにより疲労物質を早く分解して体外に排出してくれます。
水圧効果
皆さんはお風呂に入ることにより、どの位の水圧を受けていると思いますか?
普通の肩までつかった状態で、体全体では500キロから1トンの水圧がかかると言われています。
ですから、心臓の弱い方は半身浴をお勧めしていますが、逆にこの水圧を利用して体に良いことをするのも可能です。
お風呂に入ると内臓に負担がかかり、天然のマッサージ状態になります。
また脚の部分には体の血液の1/3が集まると言われています。
心臓に遠い部分の血液はよどみ気味です、お風呂に入って血行を良くして、さらに前進の血液の循環を助けてやりましょう。
このように、意識して水圧を上手に味方につけましょう。
浮力効果
水につかると体重は1/10になると言われています、特に浮力がある塩分が含まれている温泉が効果は高いでしょう。
そのような状態では(半無重力状態)では、全身の筋力が緩み、脳波が(α波)リラックスした状態になりやすい事と、筋肉に負担をかけないことから、リハビリにも利用されます。
総合効果
また温熱効果と水圧効果により、【ナトリウム利尿ホルモン】が刺激され、利尿効果が高まります。この事により老廃物が早く体外に排出され、痛風の予防にもつながります。
温泉の他の効果
温泉の効果 「物理効果」(今回の記事)
などがあります。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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