松之山温泉街が挑むエコな融雪

昨年温泉街で工事をして、非常に不便な思いをしましたが、ようやく消雪パイプの工事が完成し、いよいよ今年の冬から稼働始めましたが・・・・・

超小雪で実力が発揮できないですよね。

さて、今回の消雪パイプは工夫があって、バイナリー発電の温泉の熱を利用した消雪パイプなんです。

バイナリー発電しても、その後の温泉は十分な熱があります。
その熱を沢の水を熱交換で加熱して、消雪パイプに使おうというものです。

でも、潜在能力はどの位あるのか、今年は検証できませんでしたね。
来年以降に期待です。

ネット記事を参考にされてください。

image実は当館も以前から温泉熱を利用しています。

まず、温泉と地下水を熱交換して、約50℃の温水を作っています。
オールシーズン浴室に供給して、洗い水に使用してもらっています。

通常はそれだけで、供給できていますが、人が増えると温度が下がる事もあります。
その際はボイラーで追い炊きして供給しているのです。

そして、ロビー・2F・1Fの休憩所の暖房も温泉熱と言うより、温泉熱で熱交換したお湯で賄っています。

最近はヘラクレスオオカブトも温泉熱を利用して飼っているしね。(笑)

さらに、夜中に作った温水は廃棄するしかないので、消雪パイプや他の消雪に使っています。

そのおかげでナステビュウ湯の山は非常にエコを実現できています。

例えば暖房は電気で、一部灯油を利用しています。
また、温水を作るのも灯油ボイラーで加温しています。

image

消雪パイプから温水を取っています。(ナステビュウ湯の山)

それでも、12月の末から1月の末の厳冬期と灯油の使用料は0.7Kでした。
多分1Kは1,000リッターだと思うので、総使用量は700ℓだと思います。

標準の施設の1/5~1/10の使用量だと思います。
夏はヒートポンプの灯油で冷房しているので、目茶目茶灯油使うのですよ。
僕としては休日以外は営業したくない気持ちも芽生えちゃいます。(笑)

タグ:
温泉を浸かって融雪

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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