松代・松之山は田植えが最盛期です。

こんな風景も、無くなる日が来るかもしれません。

こんな風景も、無くなる日が来るかもしれません。

おはようございます、今日は結婚式にお呼ばれしていて会社をお休みする僕です。

でもやることは沢山あって、それまでにブログを1本とブログの教科書を仕上げないといけません。
と言う事で、朝早くからブログを書いています。(笑)

さて、現在、松代・松之山では田植えが最盛期です。
今年は雪消えが遅く、農家の方も大変なんですが、何とか田植まで持ってきたようです。

私達子供のころは手植えが主体でしたが、見ていると全ての農家が機械で植えていました。
それも、案外大型の機械でした。
田んぼは小さいのですが、機械は乗用の大型機械で田植えをしていましたね。
きっと人手が減った分、機械化で賄っているんでしょう。
その気持ち分ります。
出来れば機械化したいですもん。

ナステビュウ湯の山の農業部(そんな部門は有りません)も、花の苗3,000本から5,000本作る準備を始めました。
出来れば植え付けから、定植まで機械化したいですが、全部手作業です。(笑)

腰が痛くなりますよね。
規模は全然違いますが、この地区の農家も瀕死の状態で、何時までこの状態が続くかわかりません。

現実は、農家の後継ぎがいません。
例えば、女房の実家では現在農業をやっているお父さんが、色々な事情で農家を休んでいます。

とても稲作が好きなお父さんですが、自分の体調や他の事で続けられなくなってきました。
三人の男の兄弟がいて、そのうち2人までは近くに住んでいますが、農家は継ませんでした。

田んぼは、耕作放棄をすると、すぐにダメになります。
結果近所の方から作ってもらって、田んぼを維持しているようです。

でも現在耕作している方が高齢化で農業を出来なくなった場合は、耕作放棄しかないのです。
その兆候はあちらこちらで出ていて、実態はこんな感じです。

中山間地の農業の実態
条件の悪い水田、たとえば小さかったり、軽トラが行かなかったり、日当たりが悪かったり、水の確保がままならないような条件が悪い田圃は年々耕作放棄が増え、それが徐々に広がっています。
農業を続けたくても、高齢化で続けられなくなって、条件の比較的良い水田は、近所の方が引き継いで稲作を続けてくれるが、少しでもい条件が悪いと、耕作放棄がされてしまいます。

このような水田が放棄されると、土地が荒れ災害が起きやすくなります。
水田は小さな水ダムの役割も果たし、たとえばお雨が降っても、水をためる役割や、管理されていますので地中に水が吸収されず水害調整機能も持っています。

それが、管理されなくなると、田んぼの底にはひび割れが出来、雨はすぐに地中に吸収されたり、地表の土砂を削りながら川に流れ込みます。
降った雨が、土砂を含みながら流れ込みますので、下流域では洪水が起きやすくなります。

更に荒廃が進むと、地面は大きくえぐれ、地滑りを誘発して広範囲のの荒廃が進みます。
この段階は大量の土砂が川に流れ込み、その土砂は上流のダムを埋めて下流の河床を上昇させ、大洪水が起きやすい地形になってしまいます。

更に、河川も海も魚が減り泥が堆積するような場所になってしまいます。

私は荒廃した土地にはブナを植林するようにすると、問題は少し解決すると思います。

タグ:
中山間地の荒廃
洪水の仕組み

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

このブログはBlogランキングに参加しています。

バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです!

応援よろしくお願いします(^^)

コメントは受け付けていません。

ページの先頭へ