雪下人参はいつ頃から出回る?

普通の人参は苦手だけど、雪下のニンジンは食べられるって人もいます。

普通の人参は苦手だけど、雪下のニンジンは食べられるって人もいます。

最近、お客様からお問い合わせが多くなったのが「雪下人参はいつ頃から販売始めていますか?」というお問い合わせです。

今まで販売していたのが「雪中貯蔵人参」でした。
どう違うか?その違いは
「雪中貯蔵人参」
降雪の直前の晩秋に収穫して、それを雪の中で保存しておいた人参です。
一般に秋に収穫するので、ニンジンに傷がなく、綺麗な人参が多いです。
味は雪下人参と同じって言う人もいますし、若干落ちるっていう人もします。

「雪下人参」
秋にニンジンを収穫しないで、土の中の状態で越冬させ、春に除雪して掘り出す人参。
雪中貯蔵と比べると、手間がかかります。
その分、甘みが強いと言われています。

両方とも共通して言えることですが、雪で保存した人参や野菜は、普通の状態に出すと、急激に変化し、芽が出たり劣化したりするので、早めに食べる事をお勧めします。

雪の中では、長期間保存できるのですが、普通の状態にすると3倍位のスピードで(私の感覚です)劣化が進むようです。

では、雪の中では人参(野菜)はどんな状況になるのでしょうか?
零℃近くの温度では、野菜たちが凍らないように、蓄えられたデンプンやタンパク質を糖やアミノ酸に変化させるのだそうです。

その結果甘く、味の深い美味しい野菜になるのだそうです。
そして、共通して雪から掘りたての野菜はパリパリに張りのある、野菜になります。
例えば大根だと、包丁を入れた瞬間パリンと割れるように切れます。

そんな瑞々しい人参との出会いは?
問屋さんに聞いてみました。
大よそ3月の中旬から除雪が始まり、3月の下旬から、4月の上旬にかけて出回り始めるそうです。

一般に津南の雪下人参が有名ですが、現在は小千谷にも耕作している方が増え、栽培技術も高いそうです。

ですので、長い期間市場に流通が可能で、5月の連休直前まで出荷できるそうです。
今年は雪が多いですから、5月の連休も雪下人参を販売できるかもしれませんが、人気商品なので見つけたら、すかさず購入して置くことをお勧めします。

タグ:
雪下人参
雪下野菜

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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