自宅で安全な入浴を楽しむ Part 1

おはようございます。
寒い時期どうして高齢者中心に入浴事故が起こるのか?
今日から3回の予定で書かせてもらいたいと思います。

実は私の親戚も昨年春先、入浴事故でこの世を去りました。
もっともっと知識があれば防げた事故だったのではないかと反省しています。

入浴事故とは? その現状

このブログでも何度も書きました、入浴事故(ここでは、お風呂で亡くなる方)は、全国では実は交通事故で亡くなる方の2倍の方が命を落とされているという統計もあります。

この入浴事故は死因で、お風呂で亡くなったという、はっきりした原因が医療機関の記録に残らず、死因には心筋梗塞とか脳卒中などと処理されるので、記録や統計に残りづらいという側面があります。
しかし、どう統計をとっても交通事故死するより多い方が年間お風呂で亡くなっているのが実態です。

山形県では年間219人の方がお風呂で亡くなっていると推計されるそうです。この数字は交通事故死の4倍もの数字になるそうです。
※庄内地区入浴事故実態調査の資料による

入浴事故の実態 1

前にも書きましたが、入浴事故でお風呂で亡くなる方は、交通事故で亡くなる方よりはるかに多く、全国的には14,000人と推定されています(交通事故出なくなる方が年間10,000弱です)。
しかし、この入浴で亡くなる方は年々増加傾向にあります。
※公益財団法人長寿科学振興財団の調査による

入浴事故の実態 2

入浴事故で救急車を出動要請した場合は、高い確率で死亡事故につながる例が多い(重篤患者が多い)。

入浴事故の実態 3

入浴事故の特徴として、季節的には冬の寒い期間に多発し、年齢的には圧倒的に高齢者が多い特徴があります。

入浴事故の実態 4

以前十日町消防に十日町市の実態を調べてただいた結果、全国的には女性の方の入浴事故が多いのに、十日町市では男性の方が多いとの結果が出た。
偶々なのか、恒常的なのか調査期間が短くて結論にはならずでした。

入浴事故の実態 5

我々のような温浴施設より、圧倒的に家庭での入浴事故の方が渋事故につながる例が多いそうです。
これは発見が遅れるからだと思われます。

入浴事故の実態 6

それまで、元気で何の持病も持っていない方でも、いきなり事故で亡くなる方も多いそうです。
勿論、心臓や血圧(特に高血圧)などの持病をお持ちの方は、さらにリスクが高まります。

今回は入浴事故の実態を書いてみました、明日も書きます。ご自分や家族を守るために、よろしくお願いします。

追記:続きを書きました↓
自宅で安全な入浴を楽しむ Part 2

タグ:
交通事故より多い
入浴事故
入浴事故の実態
高齢者

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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