2015.2.12(木)
女性をより美しく撮影してあげるには。
こんにちは。僕も女性を撮影する機会が結構あるんです。
一番多いのがスタッフの写真ですね。
若い女性なので、綺麗に撮って上げたい、でも時間も機材も少ない。
そんな中で工夫して撮影してきました。
その中で、自分なりに3つの事を気を付けています。
まず白色の柔らかい光。
曇りの日に外で撮影すると、緑が溢れているような条件で撮影すると、緑被りしちゃうことが多いです。
逆に室内で、レースのカーテン越し光とか、ストロボの人口光の方が結果が良い気がします。
もう一つはキャッチライト。
聞いたことありますか? 要するに瞳の黒部分に光源を写し込むと表情が全然違って見えます。
そして柔らかいボケとシャープなピント。
瞳にはピントがしっかり合っていて、遠くなるとボケてくる。
これらを踏まえて、こんなに変わるものかって例があります。
それは、2015年十日町きもの女王コンテストの出場者に皆さんの写真なのです。
きもの女王委員会の僕でも写真を勝手に使えないので、掲載しているサイトのURLでご容赦願います。
まず、応募してきた写真を元に発表した出場者の皆さんです。
→オラドコニュース
個人的には正直あまり良い写真ではないので、公表したくないと言うのが本音です。
それぞれ皆さん、もっともっと潜在力をお持ちで、綺麗に撮影できるのに、というのが私の感想です。
その後、説明会で集まった時に撮影した写真です。
→十日町きもの女王コンテスト
どうでしょうか? 同じ人と思えないほど見違えている方もおいでだと思います。
撮影は当会のメンバーの河田君が撮影したのですが、さすがです。
緊張している彼女たちを上手にリードしていたようですし。
撮影することで、もう一つ大事な事もありました。
それは信頼関係です。
やはり、精神状態が撮影すると写っちゃうんですよね。最近のカメラは性能が良いから。
最後に、冒頭の写真は私が撮影した野鳥(シジュウカラ)の写真です。
今日のブログで書いたテクニックを総動員して、野鳥を撮ってみました。
勿論野鳥ですから、何処に止まるか分かりません。一番可能性の高い場所にカメラを向け、後は置きピンで、そこに野鳥が来るまでひたすら待つのみです。
丸2日間かけて撮影した写真が上の写真です。こういうのを、無駄な努力って言うんだよね。
210mmのF5.6で撮影して、光はストロボのバウンスト光を使っています。
ピントの浅さや、野鳥の目にもキャッチライトも入っています。
野鳥の眼球って小さいので、かなり大きな光源でも小さく写るんですよね。
そして本来逆光なのですが、ストロボを点灯しているのでちゃんと順光になっています。
ここまで作りこんだ野鳥の写真は見たことがないです。
でも必要もないと思いました・・・ガッカリ(笑)
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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