2014.12.15(月)
ナステビュウ湯の山では、積極的に温泉熱で暖房しています。
こんにちは、雪がすごいです。
でも、こんな寒さや雪もナステビュウ湯の山では最大限温泉熱を利用して克服しようとしています。
温泉熱による暖房
二年前より取り組んでいます。
実はナステビュウ湯の山を建設した当時、床暖房を設置したんだそうです。
その床暖房の熱源は温泉で考えていたようです。
ですから、熱交換器を最初から装備していたらしいですが、床暖房が全く機能しなくて、長い間熱交換器も利用されないままになっていました。
二年前に温泉管を交換した時、館内にも90℃以上の温泉が来るようになりました。
(以前より20℃も高め)
そこで、目を付けたのが使われていなかった熱交換器。
今までは、大型ボイラーで温水を作って、それを館内に循環してファンコイルユニットで温風に変えて暖房しています。
※夏は冷水を循環して冷房しています。
それをバイパス回路で、熱交換して作った温水を作った循環出来るようにしました。
ですので、大広間、ロビー、2Fは温泉で作った温水で暖房しています。
ただ、強烈な寒波が来ると、ロビーの暖房能力が足りず、エヤコンで補助暖房をする場合もあります。
今日も大広間でヌクヌクしていると、この暖かさは温泉のおかげなんだと思っています。
温泉熱による温水
熱交換システムは3系統あります。
その2系統は、温泉熱を適温まで下げ、温水を作るための熱交換器です。
ですから、温水が大量に出来ます。
※地下水と温泉で熱交換しています。
逆に言うと地下水を沢山使うとも言えますが・・・・・・・・
皆さんが体を洗う温水も、実は温泉出来た温水を使っています。
除雪にも温泉熱を利用しています。
それでも、温水は余ります。
現在はそれを消雪パイプで除雪もしています。
さらに、男女の露天風呂の横の池に廃温泉を流し熱で雪を消しています。
このように豪雪の松之山を乗り切るために、とことん温泉を利用させてもらっています。
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今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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