雨に踊らされる。

今朝の雨の様子↑
九州の大雨災害は、日本中を震撼しました。

その雨が本州に・・・・・
今年は雪が少なくて、水不足で悩んでいたのですが・・・・
ここに来て、大量の雨が確保できます。
でも、あまり一変に降っても流れるだけなので、じわじわと降ってもらいたいですね。
そうすると地下に浸透していくでしょうから。

何か雨に一喜一憂しているようです。
現在ナステビュウ湯の山は地下水の量が減って水不足です。
基本、ナステビュウ湯の山は飲料水以外は地下水を使っています。

温浴で経費が掛かるのは、上水道、下水道の負担が大きいのです。
本当の意味での水商売ですからね。
大量の水を使います。
例えば浴室の体を洗う水は、地下水を使っています。

水風呂も地下水です。
当館の使用している温泉は非常に高温です。
使用部で約90度あります。
そこで地下水と熱交換で温泉を40℃~50℃程度に下げるのです。
その熱は???
熱交換で地下水を温めるのです。
すると地下水は40度後半の温度になりますから、そのままポイラーを経由しないで、そのまま浴室に供給できるのです。

ここで、通常であればボイラーで化石燃料を燃やして水温を上げてお湯を作って浴室に供給します。

所が当館は通常であれば、殆どボイラーで加温する必要がないのです。
地下水を熱交換した温水を供給しています。

ここでボイラーの燃料費+水道代が節約になります。
この地下水の有効性がおわかりでしょうか?

これも当館の命綱なんです。
地下水は温泉の次に大事な当館の資源です。
これがなくなると、温泉の温度を下げる事が出来ません。
そして館内に水を提供する事が出来なくなります。

ただし地下水は温泉と違い、水道で代替えが可能ですが、水道は地下水程温度は低くないので、その分量が必要になります。
この場合は利点が欠点になりうるって事ですよね。
それに松之山の水道も、水源が地下水の事が多いので、当館が水不足になりそうになると、地下水の水源も下がるの難しいですね。

市側も積極的にお使いくださいとは言いにくいようです。

今年は歴史的な小雪の影響で、今頃水不足なんですね。
経験上。雨が降って1か月後に地下水が徐々に増えてくる感じです。
だからお盆頃には地下水も復旧しているのではないかと期待しているのです。

これが当館の雨に踊らされている現状なのです。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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