2019.10.15(火)
令和になって!今年の冬の雪はどうなる?(2019年~2020年版)
最新の今年の予想はこちらです↓
2020年~2021年の冬の予想はこちら→2020年-2021年の冬はどうなる?
※この記事は令和1年に書かれた記事で令和2年から令和3年の予想はこちらです。
今年も恒例ですので、十日町地区を中心に、今年の冬の雪の量をを予想してみたいと思っています。
実はこの原稿は9月の初めから書き始めていましたが、、、、
まとまらないで、ずるずると・・・・・
って感じになっていました。
気象庁の予報でも今年は暖かい冬はほぼ確定しているように思えます。
しかし単純にそれで終わるでしょうか?
なんか違うような胸騒ぎを覚えて今まで考えていました。
では10月中旬の気象庁の長期予報から見てみたいと思います。
気象庁の発表に基づき!
現在、気象庁が長期予報を発表していますが、それに基づき予報してみたいと思います。
気象庁の季節予想
気象庁の3カ月予想の12月のの平均気温の予想です。↓
確率的には平均気温が低い確率20%:平年並み40%:高い確率40%
となっています。
最近台風の起動などで的中率が飛躍的に増している気象庁の予報で12月の平均気温は平年並みと高いを足すと80%になります。
これって暖かい12月になる可能性が高いっいてことになりますよね。
十日町市では豪雪の年は12月の年末にどれだけ雪が降るかに左右されることが多いのです。
12月暖かく、小雪だとその後は多少降っても豪雪になりにくい傾向があります。
エルニーニョ/ラニーニャ現象
冬の季節に限定すると、エルニーニョ現象が起こると暖冬傾向、逆にラニーニャ現象が発生すると、厳しい冬になる傾向にあると言われています、では現状では?
上のグラフは気象庁のHPに公開されているグラフですが、エルニーニョ現象もラニーニャ現象のどちらかに、大きく傾倒しているようにも見えません。
実際気象庁の予報↓もそうなっています。
現状では
エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態となっている。
今後は
今後冬にかけてエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態が続く可能性が高い(60%)
エルニーニョ/ラニーニャ現象からは普通の冬といえます。
全体的には気象庁の現在の予報では暖冬になる可能性が高いってことですよね。
つまり今年は小雪か普通ってことです。
台風の数から雪の量を予測する。
こんな事を考えているのは、私ぐらいのものですが、年会の台風の数と雪の量に関連性がないか一昨年位から調べています。
現在は明らかに偏りがあるようですが、確実はありません。
では今年はどうなるでしょうか??
8月までに台風の数が多い年と、少ない年のそれぞれ10年の積雪の平均出してみると、データに明らかに偏りが見られました。
過去50年のデータを調べると8月までの台風発生数の平均は14個でした。
そして少ないグループと多いクループで分けると、その結果は!
最小値平均積雪値は3.0m
最大値平均積雪値は2.5mでした。
8月まで台風が日本に来る数が少ないと、最大積雪が2割も多く豪雪傾向があるって事です。
そして、今年の8月までの台風通過数は12個で、平均よりわずかに少ないだけで、あまり極端な傾向ではありません。
今年は普通でしょって感じですが、一つ違いがあるのは、台風が大型化しているってことです。
台風19号はすごい雨と風で日本列島全体をびしょぬれにした感じですが、台風の勢力が弱まらないってことは、日本近海の海水温が高い事が起因しているようです。
今年は周りの海が暖かいぞ、となるとサンマが不漁になるのかな?
ここでも特別変わった異変は無いように思えます。
夏の猛暑の年は冬は寒くなる。
よく言われるのですが、暑い夏の後は寒い冬が来ると言われます。
平均気温だから、暑い夏の分寒くならないと帳尻が合わないのかな?
昨年も調べて結果が出ていますが、それには特別な相関関係は見つかりませんでした。
そこで、今年は東日本~北日本に注目すると、大体そのような傾向が見えてきましたが、確実ではなさそうです。例えば2010年は記録的に暑い夏でした。
しかし冬も暖かい傾向が続いています。
私が2010年をピックアップしたのは理由があります。
2010年(平成22年)は新潟米の品質が非常に落ちて、1等米の比率が20パーセント台しかない年でした。
普段は1等米比率は8割程度なのに・・・・・
何か聞いたことありません?
過去三十年間新潟米の1等米比率が2割台になったのはこの年しかありません。
そして、今年も正式にはまだ集計が出ていませんが、一等米比率は2割台!!
悪ければ一割台になりそうです。
平均気温は熱い夏はありますが、このように農作物にはっきりした特徴が出るのは稀ですよね。
平成22年(2010年)の冬はどうだったか?
上の表を見てもらうと、平成22年は冬も暖かい年でしたが・・・・・・・
じゃ雪は少ないか?と言うとどちらかと言うと期間は短いですが豪雪でした。
ピークには4メートルに迫る勢いで雪が降っています。
このグラフをじっと見ていると、なんかわかる気がします。
全体的には暖冬なので1月上旬までは雪が少なめでしたが1月の中旬から強力な寒波がやってきて大雪をもたらしたのだと思えました。
その後は暖冬傾向なので、雪は増えることなく、3メートル前後を推移していたのではないでしょうか?
一度強力な寒波がやってくると2週間は居座りますからね。
何で降雪予想は当たらないか?
なぜスパコンまで動員している専門家の気象庁でも、降雪予想は当たらないのでしょうか?
それは、予測できないような大きな波が雪に影響しているからだと考えています。
北極振動
なぜ北極振動の波動がうねるのか?異変がどんな原因で起きるのかわかっていません。
しかし上の図のように北極の寒波が大きく蛇行する年と、下の図のようにあまり蛇行しない年があるようです。
北極振動の大きなうねりで、寒波が日本上空に居座ると大雪になる事があります。
つまり、今年は振動数がプラスかマイナスか?ですよね。
プラスが確実に豪雪に繋がるわけではなく、大雪になる可能性があるって感じでしょうか?
日本に波が来なければ、非常に暖冬になるはずですし。もし波の中心が日本にかかるようだと、暖冬の大雪と言う最悪のパターンになるかもしれません。
偏西風の状態をチェックするにはここを見ると良いかもしれません。
先の台風でも書きましたが、このまま海水温が高い冬になると思います。
その状態で上空に強烈な寒波が入り込むと、海水面から水蒸気が物凄い勢いで発生して、それが新潟の山脈にぶつかり、雪を降らせるのです。
今年の私の予想
今年は誰もが、普通か暖冬と予想していますが、私は平成22年と同じような暖冬大雪と予想します。
やはり私たちの主食のお米が、今年は大雪ですよって教えてくれているような気がしてならないのです。
あまり科学的ではないのです、私たち日本人は、自然のシグナルを読み取って上手に生活していたのではないでしょうか。
だからあえて、今年も平成22年の再来だと予想します。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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