2018.10.2(火)
まだ受賞の可能性が高い、日本人の2018年ノーベル賞受賞候補
昨日、本庶佑(ほんじょ たすく)さん(京大特別教授)がノーベル生理学賞を受賞したと言うニュースが駆け巡りました。
業績はがん免疫治療薬「オプジーボ」のもとになるタンパク質を発見した事での共同受賞だそうです。
ああ、もうそんな季節なんだと思いましたが、本庶さんは昨年も大変有力な候補者の一人であったようです。
今後も日本人が受賞する可能性も高いそうですが、狭き門ですから運も作用するみたいですよね。
今後のノーベル賞の発表日ですが物理学賞は2日、化学賞は3日、平和賞は5日、経済学賞は8日の予定。
毎年、今年こそ受賞か?のあの文学賞は今年の発表はないそうです。
2日発表の物理学賞の有力日本人候補
◇佐川 真人さん
大同特殊鋼顧問:世界最強の磁石『ネオジウム磁石』を開発
◇飯島 澄男さん
名城大学:カーボンナノチューブを発見
◇吉野 彰さん
旭化成顧問:リチウムイオン電池の開発
※現在スマホなどに使われている電池の生みの親です。
◇細野 秀雄さん
東京工業大学教授:鉄系超電導物質を発見
◇十倉 好紀さん
東大教授(理化学研究所・創発物性科学研究センター長):電気と磁石の性質をあわせ持つ「マルチフェロイック物質」を開発
◇古沢 明さん
東大教授:量子コンピューターの基礎技術を開発
3日発表 化学賞の有力日本人候補
◇神谷 信夫さん
大阪市立大教授:植物の光合成を担うタンパク質の構造を解明
◇藤田 誠さん
東大教授:分子が自発的に集まる「自己組織化」の研究
◇北川 進さん
京大特別教授:金属イオンと有機分子で無数の微細な穴を持ち、特定のガスを出し入れする材料を開発
◇山本 尚さん
中部大教授:微細な穴を持つ新材料を開発
8日発表の経済学賞の日本人有力候補
◇清滝 信宏さん
プリンストン大教授:土地や住宅などの資産価格の下落が不況を長期化させる仕組みを「清滝・ムーアモデル」で解説
滅多に経済学の分野の日本人有力候補は名前が上がる事は非常に少ないので、期待しています。
これから発表する分野も、まだ沢山の有力日本人候補の研究者の方がおいでで楽しみです。
また、同じ日本人として誇りに思います。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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