2018.3.6(火)
2018年のアカデミー賞が決まりました。
今年も映画の最大の祭典アカデミー賞が決まりました。
オスカー主要受賞は
2018年第90回アカデミー賞
作品賞
シェイプ・オブ・ウォーター
監督賞
ギレルモ・デル・トロ(シェイプ・オブ・ウォーター)
主演男優賞
ゲイリー・オールドマン
「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」
主演女優賞
フランシス・マクドーマンド
「スリー・ビルボード」
と言う感じで、今年は半魚人と喋れない女性の恋の物語のシェイプ・オブ・ウォーターがオスカーの主要賞を受賞しました。
今年の話題は京都市出身でロサンゼルス在住の辻一弘さんが英国人2人とともにメーキャップ&ヘアスタイリング賞に輝いた事で朝のテレビでも話題にしていました。
個人的には残念だったのは『ネガティヴ・スペース』短編アニメにノミネートされていた桑畑かほるさんは、受賞を逃しました。
でも、ノミネートされるだけでも凄い事ですよね。
今年のオスカーはシェイプ・オブ・ウォーターですが、この映画が面白いかどうか?と言うのはちょっと疑問です。
アカデミー賞って一種の権威なので、プロが見て素晴らしい映画や芸術性、先進性が評価されるので、一般の私たちが見て「面白い!」とか「超感動した。」という事とは少しずれていると思う。
あくまでも、僕の主権ですから権威を否定するわけではありません。
しかし、アカデミー賞の発表の前日発表された「ゴールデンラズベリー賞」通称ラジー賞は違う!
この賞は全く権威はないが、どうしようもない役柄を演じてしまった俳優や、前評判と実際の出来のギャップが著しい大作などが受賞します。
つまり、今年の最低最悪の役者さんと映画を選ぶ賞です。
この名誉ある賞に選ばれた映画は『絵文字の国のジーン』が最低映画賞、最低スクリーン・コンボ賞、最低監督賞&最低脚本賞の4部門最多受賞となった。
ダントツですね(笑)↓
最低主演女優賞はタイラー・ペリー『タイラー・ペリーの出たぞ~! マデアのハロウィン』が選ばれ、最低主演男優賞にはトム・クルーズ『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』が選ばれました。
勿論、この授賞式には本人は出席しませんが、過去には1995年 最悪監督賞 ポール・バーホーベンが出席して「蝶が芋虫になった気分だ」とスピーチして大喝采を受けたそうです。
他には2004年 最低主演女優賞に選ばれた、あの大女優のハル・ベリーが「信じられない! 私の人生でこの壇上にあがる日が来るなんて…皆本当にありがとう! 感謝しなきゃいけない人たちが大勢いるわね」とユーモアと皮肉を交えスピーチしたそうです。
流石、大女優は違うよね!!
さらに2010年 2部門で受賞したサンドラ・ブロックは「何となく、誰もこの映画をちゃんと見ていない気がするの。だって、本当にしっかりと見てくれていたら、私はここにいないはず」と言い放ち、「だから、皆さんに1枚ずつ『オール・アバウト・スティーブ』のDVDを差し上げます。必ずこれを見て、そして本当に最低の演技だったかどうか再考すると約束してくれたら、私は来年またここに来ます。そして、ラジー賞を返却するわ」とスピーチして大喝采を受けたそうです。
スピードⅡや数々の名作に出演した彼女はよっぽと悔しかったんですね。
勿論、今年の受賞者は誰か出席したと言うニュースは伝わってきていませんが(笑)
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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