松之山美術展で橋本さんの写真に感動!

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今でも牛を育てている酪農家だそうです。 勿論、食用なんてなりません。

現在、松之山美術展を行っています。
用事があったので、松之山美術展に寄ってみた。
私は自分でも写真を撮影するので、どうしても写真が気になる。

その中で、異質な写真があった。
白黒で10数枚出品されていた。
そこには、福島の原発で、今そこがどうなっているかの写真が展示してあった。

1枚、また一枚と写真を見させてもらった。
そして、説明の分も読ませてもらった。
すると、次第に三年半前の記憶がよみがえって来た。

当時、原子力保安委員が1,000年に一度の未曾有の大災害なので、想定していなかったし、保安院は決められた安全規則をきちんと実施していた、と言うような護身的な発言した記憶も蘇ってきた。

改めて、当時のキャリア役人の無責任さに腹が立った。
その結果が、こうだよ。

原発を完全に否定することは簡単だと思う。
しかし、だからと言って当時の保安院みたいな護身役人には任せられない。
故吉田所長のように、命を懸けて事故を収束させようとした、東電の勇気ある職員や、そのことが原因で亡くなった命がけで守ろうとしてくれた人もいたことも事実です。

ハイパー消防隊の様に、いま何が起きても不思議ではないのに、東京から原発に命を懸けてくれた公務員もいる。

そんな事を思い起こす、素晴らしい写真だった。
僕は大自然で綺麗な部分を撮影しています。
しかし、橋本紘一さんの写真はそれとは全く違う写真ですが、本当に考えさせられ、感銘を受けた。
力のある写真たちでした。

橋本さんにお願いして、また福島の近郊の写真展を当館でも企画できるようにお願いしてみよう。

追記
その後、橋本さん連絡が取れました、来年の春テーマは未定ですが、橋本さんの写真展を行う事にしましたので、ご期待ください。
また、来年中には私の写真展もやらねばならないと考えています。

タグ:
福島第一原発事故

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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