2017.10.7(土)
ホーリーバジルでお客様の健康を考えています。
現在当館は休館中ですが、実は開館した時の準備も怠りなく進んでいます。
その中の1つに、嶋村君から種を頂き、今年沢山のホーリーバジルを栽培しました。
ホーリーバジルとは?
ホーリーバジル(holy basil)=トゥルシー (tulsi)=神目箒(かみめぼうき)とか色々な呼び名があります。
シソ科の植物で、独特の香りがします。
南アジア各地では、ヒンドゥー教のでは重要な植物で儀式に使われたりします。
しかし、その薬効成分は「アダプトゲン」の1つです。
アダプトゲンとは、「副作用がない(無害)、様々なストレスに対しての抵抗力を高める、体調(生理機能)を整える」という3つの条件をもったハーブのことを指します。
つまり、安全で効果の高いハーブの事です。
ホーリーバジルの薬効
では、ホーリーバジルの期待される薬効はどんなものがあるのでしょうか?
アンチエイジング効果
アンチエイジング効果とは、皆さんもよく聞く言葉ですが、簡単に言うと若若さを保つとか、若返りと言った意味です。
ホーリーバジルの主成分のオイゲノールやカリオフィレン、ウルソール酸といった抗酸化成分が、ストレスホルモンのコレチゾールを抑制し、若返りのホルモン「DHEA」を活性化させるといわれています。
良く分からないかもしれませんが、若返り効果が期待出来って事ですよね。
抗菌作用
葉っぱに含まれるエーテル(ジエチルエーテル)には、強力な抗菌効果があり、黄色ブドウ球菌や大腸菌などの繁殖を防ぎます。
さらにこんな効果が期待できます。
ホーリーバジルのこれらの有効成分が、免疫機能と新陳代謝を高め、生活習慣病やインフルエンザ、風邪の予防のほか、頭痛、呼吸器の疾患、肝機能の低下、胃炎、むくみ、冷え性など体の不調を和らげ、根本的な体質の改善へと導いてくれます。
さらに、副作用がないのです。
だったら、こんな利用は考えられないか?
こんなに薬効があるんだったら、ハーブティとして飲むのも良いかもしれませんが、お風呂の入浴剤として利用できないのか?
そんな考えが沸き起こりません?
そこで、栽培していた方に相談しました。
そしたら、答えは「だったら自分で栽培してやってみたら?」という話でした。
そして、種を譲って頂いたので、今年手探りで栽培しました。
栽培してみて。
暑さに強い植物ですよね。
何となく、今まで栽培していて感じた事は「サルビア」に特徴が似ていると感じまいした。
ある程度温度が高くならないと発芽しなかったりして、やはり原産が熱帯系である感じがしました。
そして、地味ですが花壇の彩としても使える感じがしました。
どう使うか?
お陰様で、かなりの量のホーリーバジルを確保出来ました。
現在は乾燥中です。
乾燥が終わったら、まとめて保存する予定です。
最大の目的は、お風呂に入れてホーリーバジル+松之山温泉のダブル効果を狙いたいのです。
ただ、出来そうだと目途はありますが、やった人間がいないのでどうなるか?
何度か試しながら、徐々に濃度を上げていく感じになると思います。
ホーリーバジルは「アダプトゲン」ですので、副作用は心配しないで良いと思われますので、安全性は担保で来ていると思います。
薬草風呂を今までやってみて
今まで、色々な薬草湯をやってみましたが、一番良かったのが「ヨモギ風呂」でした。
他はいまいちでしたが、今後はヨモギ風呂と交互に行うか、ヨモギ+ホーリーバジルでやっても面白いと思います。
このお風呂で、多くのお客様が元気になり、笑顔を取り戻せると良いですね。
いずれにしても楽しみですね。
早く再開したいな~
★★ナステビュウ湯の山からお知らせ★★
●5月より自家源泉の温泉井戸の自噴が止まりまして温泉確保が出来なくなり、現在休館させていただいております。
源泉井戸内に新たに温泉ポンプを設置する事により、温泉は確保できる目途はついております。
現在は新潟県に温泉法に基づき動力汲み上げ申請をしております。
認可は11月になる予定です。
その後、温泉ポンプを発注して、到着後設置工事を行う予定です。
現状ですと再開を12月に設定し現在準備中です。
詳しい日程が決まりましらた、改めてまたお知らせいたします。
多くのお客様や取引業者の皆様に、ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございません。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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