2017.6.14(水)
富士山に向けてトレーニング開始!
昨年の苦い経験
昨年は7月26日は何とか登りきることが出来ました。
しかし2回目の8月26日は須走ルートからの初挑戦で、本8号目(標高3,370m)山小屋の富士山ホテルを少し上った所まで行って、山頂を極めず戻って来ました。
須走口ルート山頂まで残り300mの地点でした。
(途中吉田ルートと合流するので、山頂は同じです)
勿論山頂も見えていました。
僕はすでに10数回富士登山を経験しているベテランです。
それが山頂目前でなぜ戻ったのか?
初めての経験で、戻る途中は屈辱感と、これで良かったのだと自分に言い聞かせました。
なぜ目前で山頂を諦めたか?
ではなぜ戻って来たか?
体力は十分ありました。
しかし、激しい嘔吐感に見舞われ、無理だと判断しました。
実は7合目から嘔吐していましたが、高度を上げれば上げるほど、その感覚は狭まり、体力も急激に奪われていきました。
勿論、風邪をひいていたわけではなく、高山病の症状の一環です。
それに血中酸素濃度も70パーセント台とかなり低くなっていました。
(血中酸素濃度SpO2は通常99%~96%程度です。)
何でそんなの分かるかというと、今回は高山病に警戒してパルスオキシメーターを持参していきました。
その結果高度を上げれば上げるほどSpO2が極端に低くなることが分かりました。(酸素が薄くなるので当然ですが!)
僕の場合は80%中盤以降で嘔吐が始まりました。
勿論、休んで深呼吸すると直ぐに回復するのですが…..
あくまでも目安ですけどね。
となると、課題も見えてきます。
僕にとって大切なのは、筋力ではなく、心肺機能の強化だと思うのです。
だから、長時間の筋トレより、短時間でも良いのですが、坂道をいそぎ足で登って酸欠状態を作るトレーニングが必要だと思います。
課題ははっきりしました。
そんなトレーニングを昨日から始めました。
最初は楽なトレーニングからね・・・・・
何もしないより絶対効果があるって。
以前、富士山に登った時楽で楽で、お鉢巡りしてもまだ余裕が十分残っていましたが、あの時の余裕を味わいたいですね。
僕のmissionは、富士山頂からナステビュウ湯の山の会員の皆さんに暑中見舞いを出すこと。
今年は多分、雨が多いと予想します。
条件が揃えば頂上からご来光のライブ配信したいと思っていますが、今からあまり強気な事は言わないようにします。
今年の計画
今年も富士登山チャレンジは7月26日の予定です。
なぜかと言うと僕のバースディだから。
そろそろ山小屋の予約しなくちゃ。
同行者歓迎です。
だれか一緒に行きたい方居ましたら、ご連絡ください。
どうせ車で行きますから、一人で行くも複数で行くも変わりません。
僕は富士登山は10回以上登っているベテランです(笑)
だから、去年の2回目は無理だと判断して戻って来ました。
日程は出発7月25日(火)朝出発 須走ルートの山小屋1泊
7月26日(水)夜中山小屋出発 ご来光を見てすぐに下山、夕方には帰宅予定です。
富士山の登山ルートは4ルートあります。
最も難関は御殿場ルートと言われています。
なぜかと言うとコースが長いのです。
それに、5合目と言っても富士宮ルートの5合目より標高にして1,000メートル近くも低い場所からスタートです。
吉田ルート、御殿場口ルート、富士宮ルートは踏破済みですから、残りは中程度の難易度の須走口ルート制覇だけなんです。
日程も決まっていますが、ご一緒出来る方ご連絡ください。
今回は余裕のある日程なので、初心者の方でも問題ありません。
普通の方はゆっくり登れば全然問題ないと思います。
昨年の2回目は、仕事の疲労蓄積と余裕のなさが災いしてしまったのです。
本当の失敗の原因はそこかも(笑)
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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