一番っていいようですが、目指してはいけないのです。

000318東京スカイツリーも新東京名物になって大人気ですね。
しかし、最近世界一の電波塔って言わなくなったでしょ。
何故かって?世界一を謳っていると何時かは追い抜かれるる運命にあるからです。
東京タワーだってそうです。
高さを売り物にしたばっかりに、日本一の座から落ちて、今後はスカイツリーに大幅にお客さんを取られてしまうわけです。

結果的に世界一の電波塔ってのは良いと思いますけどね。
例えばフランスのエッフェル塔は世界一高いですか? パリの街並みとマッチして美しい景観だから価値があり、観光的な価値も高いわけです。
今後、どんどん高い塔が出来ても、エッフェル塔の魅力がなくなりますか? 全然関係ないと思います、それはエッフェル塔が高さ一番を目指していないから、目指すものはパリの景観に溶け込むデザインで、追求したものは美しさだからなのではないでしょうか? (建設時は世界一でしたが!)
スカイツリーもあれだけ美しいのだから、最初から世界2位の高さになっても魅力は変らないし、高さの呪縛から解放しようとしています。

今後、さらに高い塔が出来ても東京スカイツリーは東京のシンボルとして、ますます魅力が高まるのです。

要するに独自化を目指さないとダメだと言う事が最近私も分かってきたようです。
那須塩原にもみじ谷大吊橋と言う長いつり橋があります。
完成は1999年で完成当時日本一の吊り橋でした。
当時は話題を呼び那須塩原の観光エースとして110万人のお客様を集めました。

所が、2006年に九州に九重”夢”大吊橋というのが出来て日本一になりました。
今まで日本一の大吊り橋で売っていたもみじ谷大吊り橋は、どうなったでしょうか?
那須塩原の観光のエースともてはやされた時代は過去に、現在はお荷物に早変わり。
だから、一番を目指したり、謳ったりしない方が良いんです。
一番はいつか越される運命なのです。
独自化は越されようがないですよね。
ちなみに、僕は吊り橋マニアではありませんが、両方行って来ました(笑)

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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