2016.8.4(木)
ブナ林の魅力は夏に発揮される。
ブナ林って、夏は新緑でもないですし、紅葉もしていませんし、非常に魅力が少ないと感じていませんか。
ところが、ブナの魅力は夏にあるんです。
ブナ林での森林浴はとても気持ちが良いんです。
多分マイナスイオンで充満され、気持ちが良いのかなとも思いますが、一般に森林には「フィトンチッド」問う物質が漂っているのだそうです。
この物質はアロマの効果があり殺菌効果もありますが、気持ちを静めたりする効果もあるのだそうです。
どうりで、林の中を歩くと落ち着くよね。
さらに蒸発作用によるのか?外気より大分涼しいですよね。
木漏れ日も非常に感じが良いです。
しかし、ひとたび雨が降るとどうなるか?
雨が葉に落ち、そして枝を伝い、最後は幹に集まり殆ど根元に集まって来ます。
ブナ林って、雨水を全部集める効果もあるようです。
本当に驚きますよね。
地下に溜まった水は、ブナの腐葉土からのミネラルを受け、川に流れ込みます。
そして川の微生物を育て、魚を育てます。
昔イワナ釣りに行っていたとき、地図で上流にブナ林がある沢はイワナが豊富だと感じました。
そして水も豊富できれいでした。
こんな風に循環型を実現しているブナ林を手軽に楽しむのは美人林が良いですよ。
折角松之山に来たんだったら、少し寄り道して美人林に寄って行ってはいかがでしょうか?
※写真は8月の美人林です。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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