温泉の温度帯で、身体の反応が変わる。

当館の小さな水風呂は、天然地下水です。 だから冬は11℃とかに下がります。

今日はお勉強の記事です。

皆さんは、熱いお風呂が好きですか?
温いお風呂が好きですか?
私はぬるめのお風呂が好きです。
さて、温泉に入るとき、お風呂の温度で身体の反応が変わってきます。
これは、家庭のお風呂でも同じです。
今日はそんな事を書いてみたいと思います。

ではお風呂の温度で変わる、変わる体の反応は?

高温浴 湯温42℃以上  内風呂 熱めの浴槽

熱の刺激で体を目覚めさせるがしかし体に負担が大きい。交感神経を刺激して、元気になります。 

温浴 湯温39℃~42℃  内風呂 ぬるめの浴槽

一般的なお風呂の温度で、血行を良くするが、長時間の入浴は体に負担があるので、分割入浴をお勧めします。
この温度では、むくみや、冷えを解消するには有効ですが、交感神経を刺激します。
※40℃~39℃の温度帯では、中間域で副交感神経を刺激される方もおいでです。

微温浴 湯温37℃~39℃ 露天風呂 6月以降

ぬるめの温度ですが、10分以上ゆっくりと入ると十分温まることができ、この温度から副交感神経が刺激され、リラックス出来るのが特徴。
高齢者は高温浴を好む傾向にありますが、この温度帯が体にも負担が少ないので、この温度のお風呂にゆっくり入浴する事が、刺激も負担も少なくお薦めです。

不感温浴  湯温34℃~37℃

体温に近いのお風呂は、熱くも寒くも感じない。最も長くお風呂を楽しむことができる。副交感神経を刺激し、非常にリラックスできるのも、特徴です。

低温浴湯温24~34℃

一般的なプールの温度です。この温度から、体では熱生産が始まり、カロリーも消費する温度で交感神経を刺激します。

冷水浴 湯温24℃以下 水風呂浴槽

このお風呂は別の意味で刺激が強いですが、温冷交互浴や冷水浴で体を冷やすことで、交感神経を刺激します。

交感神経や副交感神経?って難しいと思うかもしれませんが、それらは自律神経の一部で、交感神経は体のアクセルに当たり、逆に副交感神経は体のブレーキにあたります。

これから活動をする場合は交感神経を刺激し、体を休めたいん場合は副交感神経を刺激すると気持ちが和らぎます。

この事から、身体に負担が少なく、リラックス出来る温度帯は39℃前後となります。

そこで当館は6月露天風呂で40℃に調整します。
内風呂は熱い方で45℃~43℃ ぬるい方で41℃~42℃ 参考に水風呂は14℃前後です。
このように当館では高温浴、温浴、微温浴、冷水浴の4つの温度帯を経験できます。

サウナや温冷交互浴は、交感神経と副交感神経を交互に刺激して、自律神経を調整する働きも多いのです。
特にこれから多発する冷房病は、自律神経の変調が大きな原因ですが、サウナや温冷交互浴は冷房病解消に効果が高いと言われています。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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