2019.2.9(土)
最高の睡眠を取るた為のお風呂の入り方。
TVを見ていたら、良質な睡眠のためにお風呂の入り方が重要だと紹介されていました。
なるほどと思う反面、ちょっと説明不足だな~と消化不良を感じる面もありました。
そこで、ここで今回さらに説明させていただきたいと思います。
眠る90分前にお風呂に入る。
睡眠のメカニズムですが、人間は眠ると深部体温が1℃くらい下がるようなのです。
また深部体温が上がってくると目覚めてくるらしいのです。
それが眠りのメカニズムらしいのですが、この深部体温が降下に転じたとき眠気を感じるらしいです。
自然に体がそういう風に体温調整しているのでしょうね。
さてポイントはこの深部体温ですが、ぬるいお風呂にゆっくり入ると深部体温が上昇します。
僕は41℃のナステビュウ湯の山の温泉に20分入って深部体温を測る実験を行っています。
ただし、ナステビュウ湯の山の温泉は強力な塩化物泉ですから、一般のお風呂よりは温まりやすく冷めにくい点を多少考慮においてください。
その結果はブログで紹介しています。
結果を転記すると
平熱 36.5℃
5分後 36.9℃
10分後 37.5℃
15分後 39℃
20分後 39.5℃
になりました。
この際深部体温は耳の中の体温で測りました。
(舌下より変動が少なく正確でした。)
また20分の入浴が限界でした。
これ以上はいるとのぼせてしまいそうでした。
お風呂から上がって計測をすると
10分後 37.8℃
20分後 37.2℃
30分後 37.2℃
1時間後 36.8℃となり3度近くも深部体温を上げても1時間以上時間をとると元の体温に戻るって結果ですね。
さらに、そこから体の防御反応で深部体温が下がり続けるらしいのです。
この深部体温の降下が眠りを誘導するカギらしいのです。
通常でも眠りにつくと、深部体温が下がり自然に深い眠りに入るらしいですが、お風呂に入ってさらにその降下を助けると効果が倍増するらしいです。
ただし、タイミングを合わす必要があるのです。
このタイミングとは入浴後90分なのです。
ぬるいお風呂に入ると、まだ眠りに良いことがある。
この実験は41℃のお風呂に20分入浴していますが、本当は40℃のお風呂に30分入ったほうがもっと効果が期待できます。
というのは、深部体温も似たように上昇しますが、加えて副交感神経も刺激されて、リラックスできるからです。
逆に42℃以上の熱いお風呂に入ると、交感神経が刺激され眠くなくなくなります。
交感神経は心のアクセル
副交感神経はブレーキと考えてください。
寝る前にアクセル踏んじゃダメですよね。
さらに、体の表面は温まりますが、深部体温までは温まらないのです。
ですので、逆に寝る前は熱いお風呂に入らないようにしなくてはなりません。
ねる90分前に温湯に入るとまだ良いことが。
温湯で深部体温を上げると↓
- 免疫力がUP
- 美肌効果
- 疲れにくい体に
- 運動機能が向上します。
- 気持ちが前向きになります。
と書きましたが、これらの効果は結果得られる良質な睡眠と連動しているような気がしました。
改めて過去に紹介した記事が間違っていないことを証明した気がしましたので、今回紹介しました。
参考になりましたでしょうか?
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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