2019.1.19(土)
水かぶり健康法の紹介
現代人は、夏はエアコンの部屋で生活し、冬は殆ど暖房の部屋で性かかつしています。
昔のように、夏場汗をかきながらとか、冬は寒さで凍えてしまうことがほとんどありません。
となると、人はあまり体温の温度調をしなくても快適に一年間生活できる環境になりました。
つまり、あまり温冷刺激のない環境で生活しています。
そして、多くの現代人はアトピー皮膚炎や花粉症などのアレルギー病に悩まされています。
水かぶり健康法の生まれたきっかけ。
医学博士の小山内 博氏は多くの臨床経験から「皮膚への寒冷刺激は副腎皮質ホルモンの分泌を促進する」ということに気が付きました。
そこから、水かぶり健康法が生まれたと言われています。
今回はこのことについて、少し書いてみます。
まずは小山内 博氏の書籍から引用させていただくと
私は、1950年代に暑さ寒さといった刺激が、副腎皮質ホルモンの分泌を促すということに気づきました。その頃、カナダのハンス・セリエという学者が副腎とストレス(刺激)の関係を「ストレス学説」として強調したのにヒントを得たのです。
「刺激によって副腎皮質ホルモンの分泌を増やすことができる」-これはうれしい発見でした。それ以来、副腎皮質ホルモンの分泌を促すための刺激方法として、水かぶりを考案し、活用してきました。私は専門の予防医学の立場から、健康な人にも体づくりの方法として水かぶりをすすめ、また、治療にも取り入れてきました。とくに成長期にある子供には強くすすめました。
それによって子供のアレルギーは改善され、風邪をひかない、体が丈夫になったなど、多くの報告があります。
アトピー皮膚炎の項目も引用します
アトピーの方はご存知と思いますが、その改善の即効薬はステロイド剤です。ステロイドは皮膚の炎症を劇的に改善するのですが、自前のステロイドを分泌してくれるのが副腎皮質で、副腎皮質ホルモンがステロイドなのです。
ですから、副腎を強化してあげれば、自前のステロイドがよく出るようになり、これは自前のものですから副作用がまったくない有り難いステロイドなのです。
副腎を強化するには、「水かぶり」以外に、これといった方法がないです。
私の経験
実は私も数年来水かぶり健康法を実施しています。
今では冬も風邪をひきにくいですし、驚いたことに夏蜂に刺されてもあまり腫れませんでした。
何となく体のバリアが張られている感じがします。
私の友人はひどい花粉症なのです。
その友人が人体実験だと、冷水シャワーを3か月浴び続けた結果、その年のスギ花粉は多いにもかかわらず、症状は軽微で済んだそうです。
このように副腎が丈夫になると、皮質ホルモンも盛んに分泌されるのだと思われます。
この副腎皮質ホルモンは医薬品としても利用されているくらい、アレルギー反応に対する効果の高いお薬になりっています。
ステロイド剤と言った方がわかりやすいでしょうか?
水かぶりや冷水浴によっての皮膚への寒冷刺激が健康に役立って、免疫機能も強くなるこ事がお分かりいただけると思います。
お子さんほど効果が高い
実はこの水かぶり健康法は大人では効果を実感するまで3か月くらい日時が必要になりますが、小さなお子さんでは数週間で効果が出ると言われています。
最初は嫌がるかもしれませんが、シャワーも少しずつ冷たくしていく方法で慣らしてあげてください。
お子さんにいきなり20℃前後の水風呂は絶対無理です。
ゲーム感覚で長く続けることがポイントです。
アトピー皮膚炎の場合は症状が軽減してくれば、こっちのものです。
ポイントは親子で楽しんで続ける事です。
水かぶり健康法のやり方
実は、この方法でとか、こうしなくてはいけませんということはありません。
効率的に皮膚に寒冷刺激を与えられれば良い訳です。
基本は体の芯からあったまってから冷水刺激です。
お風呂なら、汗をかくようになってから自分のあった温度の冷水を、心臓に遠い場所からかけていくのが基本です。
ですから、まず右足→左足→右手→左手→下半身→上半身と水をかけていきます。
慣れてくると、僕は温浴施設にいる場合は、サウナから水風呂に1分つかるやり方で冷水刺激を与えています。
小山内 博氏の書籍を紹介
などがおすすめの書籍です。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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