体の芯から温まる、冬の入浴法を紹介します。

冬になると、外気が下がりますのでどうしても熱いお風呂に入りがちですが、入浴事故を引き起こす可能性もあり非常に危険です。

さらに、実は熱いお風呂に入っても、体の芯から温まらずすぐに湯冷めしてしまいます。

何故熱い湯が好まれるのか?

何で特に冬に熱いお風呂が好まれるのか?
総じていうと、湯上がりの爽快感ですね。
この爽快感を感じる1つ要因として、体の表面を温めたために、汗が一気に噴き出します。
大よそ100ccの汗で普通の人は体温1℃下げる効果があると言われています。
短期間に体の表面が汗で温度が低下するための爽快感を感じる事が出来ると思います。
そして、もう一つが熱いお風呂に入ると体の防御反応でβ-エンドルフィンと言う物質が生成されます。

このβ-エンドルフィンと言う物質は脳内モルヒネの一種で快楽物質と言われています。
火傷などで体のダメージを受けると、苦痛を和らげるためにβ-エンドルフィンが出て苦痛を緩和するなんて、凄いですね。
この物質が熱いお風呂に入った時も出るらしいのです。

詳しい投稿はこちらを見て下さい。
熱いお風呂が、気持ちよく感じるのは実は脳内麻薬のせいだった。
だから爽快感がえられ、それが癖になるって事なんです。

あつ湯とぬる湯どちらが温まるか?

実はぬるゆにゆっくり入った方がリラックスでき、体の芯から温まり、湯冷めもしにくいのです。
ここで①42℃のお風呂に3分入浴と②39℃のお風呂に15分入る
この2種類の入浴法を比較するとお風呂から上がった直後は①の42℃のお風呂に入った方は体の表面は温まって温度が高いです。

しかし入浴後30分経過すると、①の42℃3分入浴は冷えるのも早く②の39℃のお風呂に15分入ったグループは明らかに入浴した効果がはっきり分かつほど差が付いたそうです。

つまり、ぬるいお風呂にゆっくり入った方がリラックスでき、体の負担も少なく、芯から温まる入浴法なのです。

家庭では問題もあります。

以前、実験したのですが、家庭のお風呂で入浴した場合は温度がどのくらい下がるのか?
条件にもよりますが、5分から10分で1度以上下がってしまいます。
ですから、追い炊き式の湯船か。新たにお湯を補給する必要があるのです。
お湯を足していくには、体が温度になれてしまい、だんだん湯の温度が高くなっているのです。

それを防止するには、温度計で測りながら・・・・
めんどくさいよネ。
それが最大の問題なんですよね。
皆さんも、健康的で芯から温まるように温度計で測りながらお風呂に入る習慣を付けましょうね。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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