カブトムシは元気です。

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このヘラクレスが幼虫の親です。

たまたま、当館で飼っていたヘラクレスオオカブトが卵を産んで、それが孵って幼虫になり、松之山のナメコの廃菌床ですくすく育っていました。

その時、これは?もしかすると?
松之山の温泉熱と、松之山にある巨大ななめこ工場からでる、廃棄物でしかない廃菌床とキョロロにいる昆虫の専門家の知恵を結集すれば、松之山で低コストの(捨てるもの、廃菌床や米ぬかと温泉熱)昆虫の王様と言われるヘラクレスオオカブトを養殖できるのではないかと思ったのです。

何と言っても強みは低コストですね。
廃菌床は廃棄物ですから、殆どタダで手に入ります。

ただ、廃菌床だけだと大型昆虫にには養分が足りないらしいので、米ぬかを混ぜて幼虫の用のマットにすること考えました。

所が、夏やった実験だと、すべて腐食して悪臭を放つようになって失敗でした。

そこで、今度は善玉の酵母やバクテリアで発酵させることを考えました。
とりあえず、まだナメコの軸が残っているような、全然腐食していない廃菌床と米ぬかを混ぜて、米麹菌で発酵させば腐食しないで発酵させることができるのではないかと、考え実験しています。

※クワガタのマットを作る工程を参考にしました。
麹はカビの一種でお酒を造る過程で、なくてはならないものですよね。
特にデンプンやたんぱく質を分解して、色々な酵素を作ってくれます。

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発酵が進み現在56℃になっています。 こんなに温度が上がっていいのか?

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湯の山生まれの幼虫も18グラムになりました。

次は乳酸菌で発酵させる予定ですが、現在お米に付着している天然の乳酸菌を培養している最中です。

最終的には松之山のもので、理想的なカブトムシ養殖マットが出来るかどうか試してるのです。
出来上がったら、現在飼っている幼虫に食べさせ、成長の度合いを調べつことが目的です。

これで可能かどうかわかれば、後はビジネスとして成り立つかどうかですよね。
その時は1,000匹程度飼わないとダメかもしれませんね。

現在はその検証実験をやっているのにすぎません。
でも、色々な知識が役立って楽しいです。
結局趣味でやっているのにすぎないのですが(笑)

タグ:
ヘラクレスオオカブト

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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