新しいリンゴの栽培方法

右は普通の栽培 左は葉取らずのリンゴです。

左の赤いリンゴは普通の栽培
右は葉取らずのリンゴです。くっきり葉っぱの跡が残っています。

上の写真のリンゴが並んでいたら、貴方ならどちらを選びますか?
上の写真は両方ともサンふじです。

違いは栽培方法にあります。
リンゴはなぜ赤くなると思いますか?
実は果実が光に当たると赤くなるのです。
リンゴの日焼けの結果なんですね。

農家は花が咲き、リンゴが成り始めると滴果の作業を行います。
この作業は実りすぎたリンゴを適正数にする事が目的です。
余り沢山のリンゴで木に負担をかけないことと、実ったリンゴに十分栄養がいきわたるようにすることが目的です。

そして選ばれたリンゴたちは夏の日差しをたっぷり浴び成長します。
やがて、秋になると成熟期に入ります。
秋になりリンゴが色ついて来ることになると、色付きをよくするために葉摘みという作業を行います。

これは太陽がリンゴに満遍なく当たるように、葉摘みと言う作業を行います。
果実の近くにリンゴの葉を摘んでしまって、満遍なく光を当てる作業になります。
そして、暫く光を当ててやると、今度はリンゴを回転させ、裏側を表に返してやります。

そして収穫近づくと真っ赤になったリンゴになるって事です。
リンゴって手間がかかるでしょ。

さて、それとは全く考え方を変えた栽培方法が「葉取らず栽培」なのです。
夏までは一緒ですが、秋になってもなるべく葉を残し、養分を少しでもリンゴに行くような考えで栽培されたリンゴです。

こうして、栽培されたリンゴは味が濃いリンゴになる傾向にあります。
でも、見た目はイマイチなわけです。

皆さんは見栄えは良くないけど、美味しいリンゴを食べてみませんか?
そして、お客様を見ていると、玉の大きいリンゴを選ぶ傾向にあります。
でも、実際は玉が小さいほうが、味が濃く美味しい傾向なのです。
人間もリンゴも見た目では分からないってことです。
本当の味は食べてみないとわかりません。

あれ、僕まずいこと書いちゃった?(笑)

ナステビュウ湯の山では少しですが、葉取らず栽培のサンふじを仕入れました。
暫く販売できますので、葉取らず栽培がなくなるまで、販売しますので興味のあるかた、ぜひ購入をお勧めします。

多分まだ、スパーなどでは販売されていないと思いますので・・・・

タグ:
葉取らずのリンゴ

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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