販促(宣伝)の前にやるべきこと。

巨大な露天風呂も大きな魅力にはなりますが、運用経費は膨大です。

巨大な露天風呂も大きな魅力にはなりますが、運用経費は膨大です。

僕の短い間ですが、施設の運用経験の中で、集客施設では販促(宣伝)の前にやらなければならに事があります。
それは、簡単に言うと施設の魅力を上げるって事です。

簡単に言うと簡単なんですが、そうもいきません。
私達は日帰り温泉なので、典型的な公共系の日帰り温泉の事例を紹介します。

無題

このグラフは実際の新潟県の某公共系の施設の売り上げと、来客数の変動グラフです。
最も標準的というか、何もしないとこうなりますと言う例です。

まず、開業して初年度は知名度もさほどでもなく、運営も慣れていないことから、徐々にお客様が増えてきます。
通常は開業から1年から2年目にピークが来ます。

それから、徐々にお客様が減少して来るのです。
この場合は平成7年度にピークになり、16年後の平成23年には売上や入館者数も約半分になっています。
民間であれば、10年前後で大規模改修をして、売上客数を回復させる手を打つ場合が多いです。

何が言いたいかというと、お客様は施設の魅力と価値観で、わざわざ来館してお金を消費してくださるのです。
つまり、ここで大事なのは外観的な施設の魅力を落とさない工夫です。ですから、定期的な館内のメンテナンスが大切になるのです。

具体的に言うと、
・壁紙を張り替える
・床を張り替える
・塗装を塗りなおす
・掃除のやり方を見直す
など定期的に行う事と、内面的な運用やサービス内容を見直すことも大切だと思います。

総合的に言うと、施設の魅力をあげることが大切だって表現になります。やり方は施設によって違うと思うのです。
まず、その事をちゃんとやってから販促しないと、せっかくお客様が大勢お越しになっても、二度とおいでにならないお客様になってしまいます。

当館は4月の前半が、その魅力を上げるための努力の期間で、4月の後半が販促の時期です。
そして5月の観光シーズンを迎える訳ですが、そんなに計画したように行かないのがミソなんですよ。

タグ:
メンテナンス
施設の価値
販促
運用

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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