2018.1.2(火)
今年の最初の大仕事!かな?でのテルマエJAPAN2018公演
今年は2月22日のテルマエJAPAN2018で講演を頼まれています。
テーマは「【経営危機】自家源泉ストップで 営業休止中!崖っぷちで思うこと」とテーマで時間を45分頂いています。
2月22日ではまだ、当館は開業出来ていませんね。
そろそろ内容を考えないとね。
どんなお仕事でも、突然お仕事が出来なく場面ってそうは無いと思います。
例えば天変地異で会社がなくなったって場面もあるでしょう。
東日本大震災で津波で会社の建物や設備がそっくり無くなった会社もあるでしょう。
当館も大自然の悪戯か、人為的な事が積み重なった結果か?
温泉の自噴がいきなりストップして、休業を余儀なくされ現在に行ったています。
一般の方はそんな事になったら国や県が補助の手を差し伸べて助けてくれると思うでしょ?
でも実際は行政は冷たいよ(笑)
冷たいというか、特別扱いは難しいと言った方が正しいです。
例えば、今回の当館のように突然温泉が自噴しなくなって営業不可能となってしまった場合は従業員の賃金の補助があると思うでしょ・・・・
色々調べたり、役所に問い合わせたりしてみましたが、そのような補助金や貸出制度は全くありませんでした。
最初は温泉がストップして、絶望しましたが調査して見ると地下にはまだ温泉があって、源泉井戸に温泉ポンプを設置すれば十分な温泉が確保できることが分かりました。
明るい兆しでした。
しかし、その工事にをするには温泉法で温泉動力装置許可唐許可を取る必要があります。
それによって源泉井戸内にポンプを設置して、温泉を汲み上げる事が出来ます。
実は普通の温泉は、殆ど自噴しているのではなく、温泉井戸を地下1000メートル程度掘って、温泉層に当たったら井戸内にポンプを設置して組み上げています。
普通の事なんですが、この工事をして温泉を汲み上げるための許可は新規で温泉を掘るのと一緒の手続きが必要になります。
当館の場合は源泉井戸を1㎝も掘りまししないで、ポンプを設置するだけでしたが、新規と同じような申請書と許可が必要になりました。
現在その様な審査を行うのは年に3回しかありません。
それは7月と11月と3月だそうです。
当館は7月の審査には間に合いませんでした。
7月の審査の受付は4月に終了していたので物理的に不可能です。
そして11月の審査をお願いしたのですが、期待したのは11月の初旬に認可して頂くことでした。
過去の認可日を調べても11月の中旬でしたから、遅くても中旬には許可が下りる事を期待していました。
実際に許可が下りたのは11月29日付でした。
一刻も早く許可が欲しかったのですが、決められたスケジュールで淡々と行われてたようです。
このように、行政は決められた範囲内で淡々とこなすだけで、最近話題になった忖度は殆ど無いと思っていいのです。
何が言いたいというと、弱ったり、困った時に行政に運命を賭けると悪い結果になりやすいと言う事です。
こんな時、行政は機械と同じで、決め事を淡々と決められた範囲をこなすだけですので、そこでピンチを打開するような過度の期待をしてはいけないって事です。
当たり前の事ですが、今回はそんな事を学びました。
まだ他にも沢山学びました。
講演会では多分こんな話はしないと思いますけどね・・・・(笑)
しかし、当館にとっては、温泉が突然止まって営業が出来なくなるようなメガトン級の危機に直面して、8カ月も営業できないでいるのに、社員のやる気はあるし、社長は元気だし(笑)
会社もまだ倒産していないし・・・・
当館は他には色々な幸運に恵まれました、現在もこうして再開に向けて前を歩く事が出来ているって、いつまでも再開を待ってくださるお客様。
そして当社の本社の皆さんや取引会社のご配慮で、いまだに生かせてもらっているのだと思うのです。
当館は必ず復活して、今までよりさらに皆様に役に立つ施設になって帰って来ます。
まだ、再開の日時もはっきり決まりませんが、今年も温かい気持ちお待ちいただければと思っています。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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