再開までの道のり、館内整備を徹底的にやっています。

おはようございます、現在当館は休館中ですが毎日予定が詰まっていて大変です。

殆どの人は、仕事していないので暇なんだろうって思って居ますが、そうでもないです。

昨日はようやく、お風呂(内風呂)の目地終わりました。
当館は泉質が濃いうえ、毎日デッキブラシでごしごしとお風呂の中を洗浄します。

終わったら高圧洗浄水できれいに洗います。
こんな過酷な条件で使うと、長い間に目地が痩せてきます。
痩せた目地や、弱った目地からタイルの裏に温泉が廻りタイルが浮いちゃう事があるのです。
以前もそれで、底のタイルを張りなおしました。

そんな事もあり、目地のメンテナンスは大事なんです。
丁度風邪を放置しておくと、肺炎になり、やがて大病に発展してしまう過程に似ています。

営業中は休館日が絡んでも24時間程度しかお風呂を休ませることが出来ず目地のコンクリートが固まらず、すぐに剥げてしまいます。

目地前のお風呂です。

 

そこで今回は徹底的に目地を補強しようという作戦です。
今回使った目地はエポキシ系特殊目地材を使いました。
これはコンクリート系の骨材に、主剤と硬化剤で練り上げて目地にするものです。

目地補修が終わった状況

これは普通のコンクリート目地に比べ、耐油性・耐水性・耐沸騰水性・耐摩耗性・耐酸性、耐アルカリ性、耐薬品性に優れているんです。

お風呂の目地にピッタリですね。
何で最初からこれで目地しなかったんでしょう??
今回は底と側面を含め、ほぼ全部新しい目地をかぶせました。

勿論作業は職人なんて頼みません。
出来る補修は自分でやることが原則です。

またいつか目地補修を行うときも自分出来るようにしておくことも大切です。
だから、井川君と二人で、慣れない作業だしボロボロで弱った目地の撤去を含め合計4日間かけて行いました。

それが昨日終わり、お風呂の中綺麗になりましたよ。
ただ、目地が薄く井部分もあるので、その部分はすぐに剥げてしまいと思いますが、深い部分や、今回目地が弱って撤去した部分をしっかり保護してくれればいいです。

これでまた一つ不安が無くなりました。
女性チームは、この前に金曜日に障子の張替えを始めました。

こんな風にやることはまだ山ほどあります。

ちなみに本日は草刈りを
それが終わると露天風呂のデッキの解体
大広間の椅子の修理
地下水の水槽の掃除
が待っています。
それぞれ2~3日程度かかる作業なので、今月中に終わるかどうか?って感じです。
いつ再開出来るかどうか?まだはっきり決まっていませんが再開まで出来る事は全力でヤッテいくのが今できる事だと思うので、頑張ります。

★★ナステビュウ湯の山からお知らせ★★

●5月より自家源泉の温泉井戸の自噴が止まりまして温泉確保が出来なくなり、現在休館させていただいております。
源泉井戸内に新たに温泉ポンプを設置する事により、温泉は確保できる目途はついております。
現在は新潟県に温泉法に基づき動力汲み上げ申請をしております。
認可は11月になる予定です。
その後、温泉ポンプを発注して、到着後設置工事を行う予定です。
現状ですと再開を12月に設定し現在準備中です。
詳しい日程が決まりましらた、改めてまたお知らせいたします。

多くのお客様や取引業者の皆様に、ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございません。

タグ:
再開までの道のり
館内の修繕

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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